久しぶりに、父と昼食をとっているときに、ふと父が漏らした言葉です
昨日で一年だったね。という話から、母は帰ってこられないのだろうか。と。真剣に話をしていました。
元通りにはならないという自覚はあっても、父は未だに母にかえってきてほしいと願っています。
「子持ちががれいの煮付け。お母さんの味には及ばないけど、どうかな。食べられる?」
「うん。平気だよ。お母さんは何を作っても美味しかったよね。もう二度と食べられないね。ああ、残念だ」
「そうだね。何作っても上手だったね。ペナコもあとは煮魚が上手にできるようになればいいね。ってよく言われたよ。」
「明日も11時のバスでいこう。毎日、行ってやるんだ」と。
父は何を思い、何を感じているのでしょうか…。
ホームではおやつの時間が終わった後に、入居者のヤマさんがハーモニカをふいていました。
歌のお上手なヤマさんは、奥さんによれば何度も大きな大会にでて優勝するほどの腕前だったそうです。大学でもハーモニカをやっていたのよ。と楽しそうにお話ししてくれました。
ヤマさんのハーモニカの音色は、優しい感じがしました。
毎晩、夕食後に職員の方に怒って話をしている方とは別人でした。
「クチナシの花」の演奏は、一緒に奥様が歌っていました。
その姿に、涙が出てしまいました。
認知症でちょっとみんなから嫌われているヤマさん。
ご家族をこよなく愛し、奥様が帰られた後は、必ずと言っていいほど「もう帰らなくちゃ」を繰り返しているヤマさん。
そんな姿しか知らなかったのに、ハーモニカの音色はいろいろなことを想像させてくれました。
お子様たちにはきっと童謡を
奥様には大好きな歌謡曲をふかれて、それにあわせてご家族の歌声がある
きっと楽しいご一家だったのでしょう
ヤマさんを見ていて
本当に認知症って悲しい病気だって思ったら涙がとまりませんした
母も同じです
いつまでも母らしさが残ってくれればいいなあ。と思う次第です。
今日も涙が止まらない夜です…。

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昨日で一年だったね。という話から、母は帰ってこられないのだろうか。と。真剣に話をしていました。
元通りにはならないという自覚はあっても、父は未だに母にかえってきてほしいと願っています。
「子持ちががれいの煮付け。お母さんの味には及ばないけど、どうかな。食べられる?」
「うん。平気だよ。お母さんは何を作っても美味しかったよね。もう二度と食べられないね。ああ、残念だ」
「そうだね。何作っても上手だったね。ペナコもあとは煮魚が上手にできるようになればいいね。ってよく言われたよ。」
「明日も11時のバスでいこう。毎日、行ってやるんだ」と。
父は何を思い、何を感じているのでしょうか…。
ホームではおやつの時間が終わった後に、入居者のヤマさんがハーモニカをふいていました。
歌のお上手なヤマさんは、奥さんによれば何度も大きな大会にでて優勝するほどの腕前だったそうです。大学でもハーモニカをやっていたのよ。と楽しそうにお話ししてくれました。
ヤマさんのハーモニカの音色は、優しい感じがしました。
毎晩、夕食後に職員の方に怒って話をしている方とは別人でした。
「クチナシの花」の演奏は、一緒に奥様が歌っていました。
その姿に、涙が出てしまいました。
認知症でちょっとみんなから嫌われているヤマさん。
ご家族をこよなく愛し、奥様が帰られた後は、必ずと言っていいほど「もう帰らなくちゃ」を繰り返しているヤマさん。
そんな姿しか知らなかったのに、ハーモニカの音色はいろいろなことを想像させてくれました。
お子様たちにはきっと童謡を
奥様には大好きな歌謡曲をふかれて、それにあわせてご家族の歌声がある
きっと楽しいご一家だったのでしょう
ヤマさんを見ていて
本当に認知症って悲しい病気だって思ったら涙がとまりませんした
母も同じです
いつまでも母らしさが残ってくれればいいなあ。と思う次第です。
今日も涙が止まらない夜です…。
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