今から9年前に
実家を出て一人暮らしを始めました

それまでは、
心臓の手術をしたり、脊柱管狭窄症の手術をしたりと弱っていた母でしたので
寝室も同じで、隣同士のベッドで寝ていました

ちょうどわたしも仕事上のトラブルをたくさん抱えていたときで
どちらかと言えば、不眠症ぽかったのです。

さあ、寝ようとするときに
いつも母が指を鳴らす音が気になってしょうがないときがありました。

毎晩のように続く、親指と親指をすりあわせる音。
決して大きな音ではないのですが、気になってよく母に
「やめてくれない?」「気になって眠れないから」と言っていたのですが
母はあまり気にしていないようでした。(無意識だったのかも)

認知症になった今、気がついたのですが
夜、眠りに入る前や、例の妄想が始まろうとしているときにも
必ずといっていいほど、指をすりあわせているのです。

もしかしたら
あれが、始まりだったのかもしれません。

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