FXではレバレッジをかけることで、その分だけ利益も倍になりますが、逆に受ける損失も倍になります。レバレッジの使い方には注意しましょう。①保証金16万円でレバレッジ10倍、2万豪ドルを1豪ドル=81円で買った場合 (為替レート1円の値変動が1万円の損益幅)レートが1豪ドル=81円から1豪ドル=80円にレートが1円下がると、2万円の損失が 発生します。→保証金16万円 - 2万円の損失 = 保証金残高14万円②保証金16万円でレバレッジ20倍、4万豪ドルを1豪ドル=81円のレートで買った場合 (為替レート1円の値変動が1万円の損益幅)レートが1豪ドル=81円から1豪ドル=80円にレートが1円下がると、レバレッジ20倍に 設定しているため、レバレッジ10倍時の2倍、2万円×2倍で4万円の損失が発生します。→保証金16万円 - 4万円の損失 = 保証金残高12万円FXでは保証金額が同額でも、レバレッジのかけ方によって、受けるリスクも倍になる可能性があります。FXではレバレッジによるリスクを抑えるために、高レバレッジの場合は短期での取引、低レバレッジの場合は長期での取引、などというように運用方法を調整しリスクを上手くコントロールしましょう。FXはギャンブルではないため、なんでもかんでも高いレバレッジをかけて一攫千金を狙うことはおすすめしません。FXではレバレッジのかけ方に注意が必要なんです。