FRANCE Auvergne に暮らしてみると

FRANCE Auvergne に暮らしてみると

NZで知り合ったフランス人夫セブとの日常 
-フランス・ムーラン編ー

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日本に帰って来て日本の物価が上がったのをよく感じます。

単純に消費税が上がったのはもちろん、やっぱり食品とか薬は

フランスに比べると高い!

(外食は圧倒的に日本が安いけど。)

 

最近は気候も影響して野菜とかめちゃくちゃ高い。

そして野菜の味が薄い。。。

フランスのおいしいバター生活に慣れてしまったから

日本のマーガリンがえらくまずく感じる。じゃあバター買えばって

思うけど、1箱400円以上するんですよ!!

買えないよ・・・・ だからバター入りのマーガリンで少しでも気を紛らわせたり。

生クリームもよく見たら植物性だし、純正のは値段倍くらい!!

 

先日六本木近くの大きな輸入物スーパー行ったら

フランスの無塩バター1つ2000円だった。恐怖

フランスで2ユーロ位のチーズが2000円くらいしたり。

ワインとかはそうでもないけど、乳製品は関税が高いのか

アメリカの陰謀なのか、購買意欲が失せる程に高いです。

 

最近日本でもカレットデロアを見かけるようになりましたが、

ホールでやっぱり2000円以上しました。

食べたかったけど、諦めましたよ・・・・

しかしどうしても諦められない男が一人。

もちろん夫ですが、ラクレットだけは譲れないと言い張り、

この冬1度だけと約束し、わざわざ成城石井まで行って買ってきました。

12か14スライスで1200円、2パックとさらに生ハムやコパ、

さらにブリーチーズも買い占めて5700円・・・・

高い。。。バゲット324円。。。高い。。。

 

まあ探せば買えるだけマシなのでしょうか。

はたまたあるが故に無理してでも買いたくなる衝動。

日本でフランスの様なメニューを作ろうとすると本当に高くつく。

かと言ってコテコテの和食は夫も息子も食べないし。。。

あぁエンゲル係数が上がる一方で困ります。

 

 

早6月の日本帰国から半年が経ち年が明けて2017年になりました。

もしかしたら気にかけて下さる方もいるかもしれないので

帰国から今までをさらっとご報告いたします。

 

帰国早々就職活動。満員電車での通勤はとても無理なので

何とか地元周辺でブラックでない週休2日制(実はこれ難しい!)の職場を探す。

約3週間後、何社かの面接の後無事就職先が決まり7月から就業!!

 

8月からセブちゃんのバイトを探し始める。ダメもとで応募した近くの

うどん屋に同伴で面接に行く。全然日本語ダメですっかり忘れてたら

何故か雇ってくれることに!!8月末からセブちゃんバイト開始。

 

しかしこれでは日本の厳しい保育園戦争には太刀打ちできないので、

実家の母にしばしば息子を預ける。

 

9月末、中古戸建を探すもそう簡単にはいい物件が見つからず、

とりあえず賃貸アパートに引っ越す。

家具家電を一式買い揃えて出費が続く・・・・
が、引っ越してすぐ要望通りの物件を紹介され買うことを決意。

 

10月、ローン審査やら契約手続きで忙しさとストレスに埋もれる。。。

11月末家引渡し。中古なので決めてからあっという間だった。

というか、今考えると買うまで1回しか内見してなかった。

本当に私もセブちゃんも、私の母もここだ!と思ったし

売主さんも値下げしてくれたし本当にラッキーだったと思う。

 

12月、新居に引っ越しアパートを解約。

幸いなことに私もセブちゃんも職場では問題もなく、息子もどこでも

誰とでもうまくやっていけるのでこんな怒涛の6か月を

駆け抜けてやっと少し落ち着いて年を越せました。

(何より母様ありがとう)

やっぱり我が家が一番いいと早くも思えるくらい新居が

気に入っております☆

 

ここまで日本の友達にもほとんど会わずに来たので、今年は少しゆっくり

ペースで友達と会ったり、家のことをしたりして過ごしたいなぁ

 

日本の生活は思っていた通り忙しくて、自分がカリカリしてばっかりだけど、

働きたくても働けなかったフランスでの生活を思うと

私にはこっちの方が合っているのかもしれないと思う。

セブちゃんも日本の生活も新しい家も気に入ってるしこの決断は

間違えではなかったはず。

 

これからまだまだ目標はあるけど、とりあえず我が家ができたことで

ずいぶん肩の荷が下りました。

これからこのブログを書くかはわからないけど、

フランスに住んでいる皆さんのブログは今も楽しみに拝見しています。

もう戻れないけど自分もそこに居た時間があったことを常に嬉しく思っています。

 

2017年も皆さんと私たち家族が幸せでありますように

 

 

息子の通う保育園はアソシエーションが運営していて
月に1度か2度親が夕方保育園の手伝いを当番制で
行うことになっている。
16時からひとりと17時半からひとり。
初めは面倒くさいな、そもそも仕事をしてるから預けてるのに
当番ってなによ、と思っていた。


でも行ってみると子供の保育園での様子や
スタッフの方の働き、備品の管理方法や食材まで
すべて丸見えで面白い。
他の子供とも遊べたり、話したり、まだハイハイもしないような
小さな赤ちゃんと触れ合えたりで癒しにもなる。

昨日が私の当番だった。
よりによって息子は一昨日からの熱が上がったので休ませたのに・・・
夕方少し元気になった息子を連れて行ってきた。
(休ませた意味ないじゃん)


私はいつも16時からにしてもらっていて行くとちょうど
おやつの時間が終わった頃。
子供たちの使った食器などの洗い物をして
テーブルや椅子の掃除と片付け。
のんびりな子やお昼寝が遅かった子などは
まだ食べていたりする。
昨日も息子の仲良しのA君が私を見てニコニコしながら
コンポートをベトベトになりながら食べていた。

他に2人まだ歩けない女の子が椅子に残されていたから
椅子から出してあげた。
ひとり目を椅子から出したら私の腕をつかんで離さない。
座ってほしいのにヨロヨロ立ち続けたい様子。
いいやと思ってそのまま2人目を椅子から出したら
その子も私の腕をつかんで離さない。
ヨロヨロの小さい女の子が両腕に張り付いていて私も動けないあせる
近くで乳児にミルクをあげている保母さんが笑って見てる。

2歳半くらいのよくしゃべる女の子が近くに来たから
「ちょっと手伝って、この子の腕を持ってくれない?」
って頼んだらふざけて逃げられた!!
何とか片方の子を座らせ2人とも床へ着地。
双子の親って毎日こんなんだろうなぁと思ったり。

とにかくプチ保母さん体験が出来て意外と楽しい。
今まで人生で一度たりとも他人の子供の面倒を見るような
職業に就こうと思ったことはないけれど、
ここならやってもいいかなとすら思う。単純だな私。
それに偏見かもしれないけどやっぱり外人の子かわいいんだもん。
大きくて真ん丸な青とかグレーとかの目で見つめられると
それだけでニッコリラブラブ

この保育園に通えなくなるのが本当に残念だし、
息子が初めて自ら好き好きアピールをするA君とお別れさせる
のが本当に申し訳ない。
昨日も部屋の端っこで2人でチューし合ってた叫び
ちなみにA君男の子ですけどね