<秀之進伝・18>

 

●前回まで

剣と学問の修行のため、

江戸に出てきた

南部藩士、下斗米秀之進は

幕臣、夏目長右衛門の内弟子になった後、

夏目が蝦夷地防衛の任に就就いたため、

夏目の師である実用流の平山行蔵の

弟子となった秀之進であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―― 続く ――

 

平山行蔵と松平定信の間には、

面白いエピソードがあります。

定信は行蔵に

「いろいろ教えてほしいので、

屋敷に来てほしい」

と手紙を出したのですが、

行三は

「教えてほしいと言って

屋敷に呼びつけるのは道理に合わない、

教えてほしいなら、あなたが来なさい」

と返事をしました。

結局定信の方から

来ることになったわけです。

身分的に言えば、

定信は大名で、

行蔵は下級御家人なんですけどね。

他にもエピソードがありますがそれは追々に。

 

あと行蔵の門弟には、

面白い門弟もいますが、

それも次回に紹介したいと思います。

 

 

 

● 雑談

本当にテレビがつまらなくなりました。

バラエティやお笑いは、

ほとんど観なくなりました。

ドラマや歌番組も観ていません。

企画力でなく、

芸人のキャラに頼り切った

安直な番組作りが多い気がします。

これが若者重視の番組なら、

若者も甘く見られてますね。

最近はBSを観るか、

YouTubeで怪談ものばかり観ています(;^ω^)

 

寒くなったり暖かくなったり、

気温の変化が激しいですが、

皆様体調にお気をつけてお過ごしください。