やくざ
私は営業をしている為、基本的に毎日外回りに出ている。
昨日もいつものように仕事をこなし、
コンビニでコーヒーでも買って、会社へ帰ろうとした時、
隣の車の中から、声を掛けられてしまったのだ。
やくざ: 「お~兄ちゃん、この辺の人か?」
私: 「はぁ、そうですけど・・・。」
やくざ: 「ちょっとな、道がわからなくて教えてもらいたんいんや。」
やくざは、車の中から出てきた。
しまったぁ・・・なぜ、のんびりコーヒーなんか買ってしまったのだ。
やくざ: 「今日は大阪からきとんのや。兄ちゃん、正直に言ってくれ。
今は、財布にいくら持ってんのや?」
来たー!!
人生初のカツアゲにあってしまう。
私は焦った。
私: 「いや~ほとんど持っていないですよ。」
やくざ: 「嘘つかんでいいねん。はよ、教えてーや。」
私: 「・・・・・・・・」
やくざ: 「あん?2万か?3万か?」
私: 「はぁ~そんなとこです。」
やばい。
実は、今度の旅行の入金をする為に、もっと財布に入っている。
マズイ。マズイぞ。
誰か助けてくれ。
無駄に大金が入った財布ごと持っていかれてしまう・・・。
やくざは言った。
やくざ: 「実はな、今日中に10万持って帰らなあかんねや。」
し、知るかよ。そんな事!!
やくざ: 「今、8万円くらいは貯まったんやけどな。あと2万円やねん。」
う・・・そんなに持っていかれるのか?
痛い。
痛いよ。
今月は結婚式とかあったし、ピンチなんだよ。
やくざ: 「そこでな、これ買って欲しいんや。」
やくざが出してきたのは、エロDVDだ。
何と!カツアゲでは無かった。
しかし、こんなアタリかハズレか分からないDVDは要らない。
やくざ: 「1本3000円くらいでどうや?」
私: 「いや~。要らないです。」
やくざ: 「わしもな、無理にとは言えへんのや、定価が2,000円やからあんまり安くも出来へんし」
私: 「でも、ちょっと仕事中なんで・・・」
やくざ: 「分かった1,000円でどうや。」
これ以上、このやくざともめたくない。
私は覚悟を決めた。
私: 「1,000円なら・・」
やくざ: 「そうか、ありがとうな。ほんなら好きなの選ばしたるわ!」
やくざはそう言って1本のDVDを差し出した。
やくざ: 「まぁ、これにしとき」
・・・・うっ。
選ばせてもらえないのか?
タイトルは「素人ナンパシリーズ 横浜」
私の嫌いなパターンだ。
しかし、DVDのシールの女の子は少し可愛いぞ。
やくざ: 「兄ちゃんのおかげで元気でたから、もう少し頑張るわな!」
やくざは、なぜか最後に私に握手を求めた。
私: 「頑張って下さい。」
無駄に応援してしまった。
1,000円で済んで良かった。
しかも、このDVDアタリかもしれない。
しかし、もしかすると全く映らない可能性も有る。
これは、早く仕事を終わらせて確認を行わなくてはならない。
そして、私は頑張った。
急いで自宅へ戻り、そのDVDを鑑賞した。
結果は、ハズレであった。
この場合のハズレは映らないのではなく、内容が大きくハズレであった。
可愛いと思われた女の子はちょっとお話して立ち去ってしまい、
残された女の子は・・・・。
という事で、エロDVDを売るやくざには気をつけて下さい。
ホワイトデー
こんにちは。
お昼休み中のサラリーマン。
ちょっと、すごいお話をさせて頂きたいと思い、キーボードをたたく事にした。
来週訪れる3/14のホワイトデーと呼ばれる日は、私の彼女の誕生日である。
そして、私の誕生日はその1ヶ月前の2/14、そうバレンタインデーなのだ。
私たちは2/14(バレンタインデー)→3/14(ホワイトデー)カップルなのだ。
これ、すごくない?
最初に気が付いた時、かなりビックリしたもんですよ。
まぁ、ご理解頂けたと思うが、たぶん彼女は私にとって運命の人であろうと思う。
そんな私たちは、岐阜と大阪という距離でありながら、
基本的には毎週逢っている。
この回数は遠距離をしている人からすれば結構多いのでは?と思うかもしれないが、
私の中でそんなに、この距離を遠いと感じていないので、
毎週逢うのは、まぁ当たり前のように思っている。
しかし、どうも彼女は小さな夢があるらしい。
平日の夜の仕事帰りに、お洒落なカフェなんかで待ち合わせをして、
御飯を食べたり、買い物をしたりしたいと・・・。
おい!
あまりに小さな夢であるが、なかなか厳しいところを突かれている事に、
ちょっと困ってしまう。
ちなみに先週末は、友人の結婚式もあった関係で彼女とは逢わなかった。
しかし、今週末は私が会議で大阪に行くという事もあり、
そのまま大阪に泊まる予定となっている。
残念ながら、他の友人も含めて夜に飲む予定となっている為、
一緒には泊まらず、私だけビジネスホテルである。
そして、次の日曜日は彼女も私も好きな「ゆず」のコンサートが神戸で行われ、
さらには、アリーナ8列目という高位置のチケットをゲット出来た事に、
私もテンションが上がって来ている。
しかし、もっとテンションを上げなくてはならない行事があるのだ。
それは、「ホワイトデー」のお返しである。
先ほどもお話させて頂いたが、彼女の誕生日がホワイトデーである為、
適当に素通りさせる訳にはいかないのだ。
私の誕生日がバレンタインデーである為、彼女はもちろんケーキを作ってくれた。
彼女はお菓子作りが好きな事も有り、結構おいしかった。
過去の私がホワイトデーにあげたもので、
特に素晴らしかったのは、「手作りクッキー」である。
これは、インターネットで調べたレシピを見ながら初めて作ったのだが、
これがまた最高においしかったのだ。
自分の才能を疑うほどの出来であった。
私の仕事が終わるのはいつも、夜10時頃である。
しかし・・・やむを得んな。
今年も手作りシリーズやりますか?
でも、彼女よりおいしいものを作ってしまったらどうしよう・・・?
まずは、何を作るか考えますわ。
友人の結婚式
はじめまして。
昨日、友人の結婚式に出席してきました。
彼とは、小、中一緒で、さらに野球部にお互い所属していた事もあり、
今も仲良くさせてもらっている。
80人ほど集まった彼の披露宴は、楽しい余興も有り、非常に盛り上がっていた。
また、、後半からは感動するシーンが連発で、
不覚にも泣くギリギリのところまで私の気持ちは高ぶってしまったのだ。
そんな私もすでに27歳。
この歳になると結婚式に呼んでもらった回数も年々増えてきた事を実感する。
過去に何度か友人の結婚式に出席したが、披露宴が終わって思う事は、
「結婚するって素敵ね。」という事である。
私には、3年ほど遠距離で付き合っている彼女がいる。
まぁ、遠距離と言っても、私が岐阜で、彼女が大阪なので、
そんなめちゃくちゃ遠い訳では無い。
時間にすると車で1時間半、電車で2時間くらいの距離である。
彼女の歳は、私の1個上なのでもうすぐ28歳。
30歳という、どうも気になる数字まであと2年しかないという事になる。
そして、結婚という言葉が全く出てこない訳ではない。
しかし、私たちがカップルが結婚するには大きな問題がある。
それは、2人で住む場所である。
どのカップルも問題になっているのか良く分からないが、
どちらも自分が現在、住んでいるところを離れるには大きな壁があるのだ。
彼女は小さい頃から民謡を習っており、
結婚しても、その民謡を続けたいと言っている。
そして、私も、彼女がやりたい事をやらせてあげたい気持ちは持っている。
しかし、彼女は大阪にある何とかという団体に所属して民謡を習っている為、
大阪を離れる=民謡を辞めるという事になるのだ。
そして、私も仕事をしている為、岐阜を離れる=仕事を辞めるという事になる。
私たちが結婚するには、何かを犠牲にしなくてはならない。
何を残して、何を捨てるのか?
今の私には来年、再来年の人生をどう歩んでいるのか見当がつかない。
さて、私よ。
どうするのだ?
のんびりしている時間は無いぞ。
人生を左右する選択をこれからしていきます。
