パリ・オペラ座 バレエ団日本公演「白鳥の湖」東京文化会館 | サーシャのひとり言

サーシャのひとり言

音楽や絵画など日々見たり聴いたりしたことの備忘録的ブログです。

2024年2月11日

パリ・オペラ座 バレエ団日本公演 

「白鳥の湖」

東京文化会館


大学の友達と文化会館でパリオペ白鳥とレカンのディナー。

昨日のヌッチ様と続いて、もうお腹いっぱい。

楽しくてたくさんリフレッシュできました、ホントに良い1日でした。ラブ





それほど白鳥を見慣れている訳ではないからかもしれませんが、色々と斬新で面白い解釈の演出でした。

・冒頭の王子の眠っている場面の背景で繰り広げられるオデットの悲劇、これはラストの場面と併せて考えると夢オチ?

(でもここでオデットが天に昇る場面の美しいこと!!照れ)

・花嫁選びの舞踏会でノリノリで踊るロットバルト。

しかもロットバルトと王子の家庭教師は同一人物とは?!

・王子とロットバルトのパドドゥや男性群舞は初めて見ました。でもこの男性群舞が良かった!照れ

全て家庭教師=ロットバルトの計画通りという事なのでしょうか?

・王子に断られた花嫁候補達が保護者?に泣きついたり、オデットを見間違えたことに大ショックの王子が「ママ💦」と王妃に抱きついたり、色々演出が細かくて面白かったです。

・第4幕の白鳥群舞、いつもと少し違う雰囲気ですごく美しかったおねがい

・ラストは王子がロットバルトに倒されて、ロットバルトは攫ったオデットと共に天に昇る。

倒れたままの王子は「ああ!」とそちらに腕を挙げて幕。

結果的には冒頭の場面へ戻った感じです。

この循環は何を意味しているのでしょうか。


見たことのある白鳥とは違っても、ずっと目を離せず印象深い舞台でした。こういうのも良いですね!

セウンさんのオデット、本当に華奢なのに踊りは安定感があって(語彙が少なくてすみません!)、とても麗しく素敵でした。




待ち合わせ前に時間があったので上野東照宮の牡丹園へ。シーズン後半でしたがまだまだ充分楽しめました。

右下はフキタンポポ。地面にくっついていて可愛いラブです。