初めて能を見る夫を連れて国立能楽堂へ。
(と言う私も今年のゴールデンウイークから見始めたばかりですが)
6月には三井寺を訪れ、三井の晩鐘もついてきました。
これまであまり気に留めずに旅行していましたが、能の舞台になっている場所、とても多そうですね。
謡曲の舞台を尋ねたり、訪れた場所繋がりの能を観に行くのも老後の楽しみに面白そう。
ちなみに今日は正面1列目の2、3番でしたが、柱が予想以上に邪魔で見づらいのを発見。
高低差が少ないので後ろの方だと見辛く、前でも柱。
国立能楽堂のお気に入り席を見つけるのはまだまだ先になりそうです。
「三井寺」、詩情溢れて美しい演目ですが、鐘づくしの場面が長すぎて(私見です)、ここはだれますね。この日もこの部分はちょっと意識がぼんやりしてしまいました。そして能、アルアルですが、離れ離れになっていた親子の再会があっさりしすぎ。
弁慶の引き摺り鐘の後継として1602年に、豊臣家による三井寺復興の一環として鋳造された「三井の晩鐘」
三井の晩鐘。つけます。すごーく重かったです。
今日の舞台で出てきたのは手のひらサイズの三井の晩鐘。鐘をつくのは擬音でした。これはこれで面白かったです。
弁慶の引き摺り鐘。
元々は伝説によると田原藤太秀郷が瀬田橋で大ムカデ退治をしたお礼に龍宮から貰った鐘だそうです。
狂母となった母がついたのはこちらかな?
観月舞台
「三井寺」に出てくる月見の場所