2021年4月の乳房外パジェット病手術に続き
2022年9月の膀胱癌手術の闘病記です

 

 

9月に膀胱癌の手術をしてから初めての

膀胱鏡による定期検査を受けました。

 

そして気になる所があったので

近所の皮膚科を受診しました。

 

整形外科でスクワット禁止令が出た事。

その他の持病を少し。

 

 

12月19日(月)

泌尿器科受診

 

一か月間楽しませてもらった、

サッカーW杯の決勝を最後まで見て

完全な寝不足です。

でも、メッシが伝説になった瞬間を

見る事が出来て満足です。

 

10時~10時半の予約でしたが、

尿検査があると思ったので9時20分頃

再診のカードを通しました。

 

採尿を終えて30分ほど待って

検査室から呼ばれました。

久し振りの膀胱鏡です。

いつもの様に力を抜いて腹式呼吸で

臨みました。

特に痛みも無かったですが、

途中抜けてしまったみたいで、もう一度

入れなおしてました💦

 

担当のM先生は検査しながら話しかけたり

検査の様子を伝えてくることは無く、

『じゃ、後で写真をお見せします』

と言って検査終了です。

 

その後25分程待って診察室に呼ばれました。

いつもの様にダンナと一緒に診察室に

入って座ると、

特に再発の兆候はありません

の嬉しい言葉です!

写真が6枚ほど置いてあり、その一枚を

見せてくれて、

『この白い部分が手術痕で、周囲はちょっと

赤くなってますが、また3か月後に検査

しましょう』となりました。

 

次は3月13日(月)に決まったのですが、

その手術痕の周囲の赤味が気になったので

聞いてみましたが、

『赤味にも色々あって・・』と言って

前回の手術前の写真を見せてくれて、

説明されたのですが、

『周囲と粘膜の色が違っていて~~~』

の説明でしたが、

良く分からなかったです💦

もし血尿が出たりしたら来てください、

と言われました。

 

その赤味は、今の段階では何とも言えない

らしいのですが、

3日分のレボフロキサシン錠の処方箋を

貰ってスッキリしない気持ちで

診察室を後にしました。

 

寝不足と緊張でフラフラでした。

 

でも、取りあえず執行猶予期間が3カ月

延びました。

今後も期間が3カ月毎に延びて、最後は

無罪放免になる事を願ってやみません。

 

 

12月20日(火)

皮膚科受診

 

私はその他にも心配事がありました。

12月7日頃から脇の下に痒みがあって、

赤くなっていたのです。

 

乳房外パジェット病はアポクリン腺のある

外陰部・肛門周囲・脇の下などに発症する

皮膚癌です。

 

ひゃー、脇の下に再発か!?

と思いますよね。

手持ちの薬も色々あったのですが、

ステロイド剤の薬は塗らないで様子見して

いましたが、良くならないので

2年前に最初に診てもらった近所の

クリニックにある皮膚科のA先生に

診て貰う事にしました。

 

10月に手術の傷の一部が化膿した時にも

治療してくれました。

 

ドキドキで呼ばれるのを待ちます。

診察室に入って、前回の事を聞かれ、

お陰様で良くなりました、と伝えて

今回は脇の下が赤くなってるのですが、

と言って見せると、

ぱっと見ただけで、

『湿疹ですね、お薬出しておきますね』

で終わったのです。

 

え?それだけ?と思って、

『脇の下なのでパジェットの再発かと

心配で』と言うと

『痒みがあるので、普通の湿疹だと思います。

パジェットの場合は痒みが無い場合が

殆どなので。

(ペッレさんも)痒みは無かったですよね?』

『はい』

 

そこで終わりそうだったので、さらに聞いて

見ました。

『あの~、再発はどのような感じで

出るのでしょうか?』

その先生の答えを、記憶にある限り再現すると

『まずは手術した傷に沿って出る事が多いです。

真皮にまで達した本当の癌なら

転移もありますが、表皮内のパジェット病は

転移は無いので、いきなり脇の下に出る事は

無いです。

アポクリン腺のある場所に出るので、

脇の下に出たとしたら、それはそういう体質

なのだと言う事だと思います。

定期検査の時も脇の下まではいちいち診ない

です』

 

『では手術の傷と離れた所が

痒かったりしても再発かどうか

分からないですか?』と聞くと、

『痒みがある場合は、まず湿疹を疑いますし

いきなり生検する事は無いです。

(脇の下の湿疹も)薬で中々治らなかったり

痒みは消えても赤味がいつまでも残る様なら

また来て下さい』

との事でした。

 

うーん、そうなのかなぁ。

私は実際に痛くも痒くもなかったけど、

乳房外パジェットのブロ友さんは

殆どの方が痒みがあったようなのです。

でも、確かに検索すると無症状な事が多いと

書いてあります。

痒みがある場合は湿疹を疑われて

診断が遅れる場合があるし、

痛くも痒くも無い場合は、発見そのものが

遅れてしまう場合があるのかもしれません。

 

真皮に達してないので

「乳房外パジェット『病』」なのだという事は

パジェット病の宣告を受けた時にも病院で

言われました。

 

再発する場所に関しては、

手術を受けた大学病院では、教授も

『最近は飛ぶことがあるから』

『飛んでる場合があるので、その場合は

後からまた取る事もある』

としきりに言ってたし、同時多発的に

散在してる可能性ありとの説明も受けています。

 

想像するにS大学病院ではそういった例が

最近続いたのかもしれません。

 

本当はもっと突っ込んで聞きたかったのですが、

これ以上は無理でした。

来年2月に病院での定期検査があるので、

その時にまた先生に聞いてみようと思います。

 

痒みの方は処方された

リドメックスコーワ軟膏0.3%を

数日塗ってますが、

だいぶ痒みも消えて薄くなってきましたー。

(良かったー)

 

 

 

乳房外パジェット病の手術を昨年受けました。

今年は膀胱癌にもなりました。

 

その他にも色々ありまして、

ずっーと経過観察している左の「卵巣嚢胞」も

5㎝近くなって来て、近い将来摘出手術を

しなくてはならないのだと思います。

乳房外パジェット病が発覚しなければ

とっくに手術していたはずです。

 

非結核性抗酸菌症」はこれからも

定期的に胸部CTを受ける事になります。

 

傾斜乳頭症候群」がある右目は

最近初期の緑内障だと言われ、眼圧を下げる

薬を点眼するようになりました。

正常眼圧・解放隅角緑内障です。

眼圧は正常範囲内ですが、それでも眼圧を

少しでも下げた方が良いらしいです。

右目は白内障もあるので早めに

手術したほうが良いのだと思いますが・・・。

 

めまい症の「良性発作性頭位めまい症」は

大きな発作は無く落ち着いてますが、

時々危なそうな感覚があり、その時は

少しふらっとします。

 

 

そして、9月1日の膀胱癌手術から一週間後の

9月7日(水)に整形外科に行って来ました。

手術前から左足の付け根が少し痛くて、

手術が終わっても良くならず、

ちょっとした角度でズキっと痛むのです。

 

検索すると「大腿骨壊死」の文字が!

恐ろしくなり近所の整形外科に行きました。

 

診察台に横になって、先生が左脚を持って

色々な角度で痛みを確認します。

その後レントゲンを撮って再度呼ばれました。

 

結果は骨に異常はナシ、との事です。

多分脚の付け根の丸い骨とこすれて、

一部の膜が傷ついているのでは、と言って

骨の模型を手にして、脚の先の丸い部分と

胴体のお椀の部分をドッキングさせ、

グリグリグリ回してさらに言うには、

 

先生『こういう動きで傷つくんですよ。

  こういう動き。(グリグリ)

  スクワットとかしてないですか?』

私『え?してます』

 

先生『だめですよ!スクワットなんてしちゃ』

私『え?でも・・・』

先生『なんでスクワットなんてするの?』

私『体に良いって聞いたので・・』

先生『誰が言ったの』

私『いや、テレビとか新聞とか、』

先生『そんなの信じちゃだめだー。

   一人一人違うんだから』

私『はあ・・』

 

先生『ビリーズブードキャンプあったでしょ?

   あのビリーズブードキャンプで

   どれだけの日本の腰痛持ちが

   悪化させたか!!』

  (私は入隊した事無いけど・・・)

私『そ、そうなんですか・・・歩くのは?』

先生『歩くのは良いですよ』

私『走るのは?』

先生『走るのも大丈夫』

私『え?じゃ階段は?』

先生『階段はちょっと気を付けた方が・・。

  いいですか?もう一度説明しますよ!

  (また骨の模型をグリグリさせながら)

  こういう動きがダメなんですよ!』

私『分かりました』(と言うしかない)

 

1~2カ月しても痛いようならMRIを

撮るので来てください。との事でした。

(ふぅ)

 

2カ月経った頃には大きな痛みは無くなり

ましたが、今でもまだ少し痛いときがあります。

 

スロースクワット、

毎日一生懸命してました~。

乳房外パジェットの手術後は、

左脚の付け根が大きく動かなくて、

少し動かせるようになってからは

スクワットと、脚をグリグリ回す動きを

してましたー。

 

原因はこれですね。

 

運動は体に悪い!が持論のダンナは

これを聞いて大喜びです。

 

姉も前に、スクワットは良くないらしいわよ、

と言ってました。

その姉にはまだ報告してないです。

(やっぱりー!と言われるに違いないので)

 

私は決してスクワットが悪いとは

思えないのですが、

その人の年齢や体の状態次第なんだと思います。

 

 

 

最後まで読んで頂きまして有難うございます。

 

2年前のクリスマスイブに乳房外パジェット病の

告知を受けてから、膀胱癌にもなり、

その他にも持病が色々あって、

『一病息災』と言いますが、これだけあるともはや

息災とは言えないかもしれませんが、

それでも私の病気なんてまだまだ

大したことないと思います。

もっともっと大変な思いをしてる人は沢山居ます。

 

幸いにも平和な日本で、毎日普通に暮らせてる事に

感謝したいと思います。

 

ではまた