さて、UAE国は夏はもともと暑い国です。自他共に認める尋常でなく暑い国です。
なにせ気温も高く湿度も高い。特別な暑い国です。
と、いう印象でしたが、
最近は日本もUAE国並に暑いので、UAE国の暑さがちょっとまろやかに感じる?
UAE国の天気を知りたければ、UAE国立気象センターのウェブサイトを見ると早いです。
UAE国 気象センター(ナショナル センター オブ メテオロロジー) 公式ウェブサイト
ちなみに現在午前11時の気温は39度、晴れ、湿度は45%。
体感気温49度 (ほら、もはや日本もドバイと同じ 笑)
さて、この暑さをいかに乗り切るか???
UAE国の特権階級の様に、暑けりゃ外に出なきゃいい。涼しいとこにバカンスに行けばいい。買い物が必要ならお手伝いさんにさせればいい。というわけにいかない一般庶民。あと2ヶ月弱の夏をがんばって乗り切りましょう!
いろんなメディアが暑さ対処法や注意を報じてますが、今回はBBCとWhatsOnDubaiの話を混ぜてご紹介。
○水は少しずつでも一日中飲み続けること。のどが渇いたと思ったときには、すでに体は脱水状態です。
○フルーツの中には水よりも体に水分を与えてくれるものがあります。ミネラル/糖分/水分 がパッケージとして効果を発揮。
すいか、パパイヤ、いちご、グレープフルーツ。野菜ではセロリ、きゅうり、レタス、トマト。
○アルコール飲料やカフェイン飲料は、体を更に渇水させるので、避けること!(つまりビールは水分補給にはならない!)
○湿気が高いと感じるときは外での運動をしないこと!高い湿気は体の自動クールダウン機能を不能にします。
以下、元の記事はBBCです。
【冷たい飲み物 と あったかい飲み物は どちらが体の温度を下げる?】
温かい飲み物を飲んだら?
→ 体内部の温度は一時的に上がります。それ故、発汗が促進される→それにより体温がさがります。
人間の体は一時間に最大で2リットルの発汗が可能。
発汗によって体の芯の温度が下がります。
が、しかし。
発汗がたかまるので、随時水分補給をしないと、すぐに脱水状態となります。
それゆえ、あったかい飲み物は避けるべきだ!
という専門家もいます。
合わせて、紅茶・コーヒーの飲みすぎは注意。カフェインは脱水を引き起こす要因となります。
冷たい飲み物を飲んだら?
激しい運動をした後に冷たい飲み物/温かいもの 被験者に飲ませた場合、冷たいものの方がより急速に体温を下げた、という研究アリ。
しかし、このとき”直腸体温計”を使って実験したそうで、
直腸は胃に近いため、冷たいものを飲んだら即効で胃が冷えるのは当然で、それが直腸体温計の数値に影響したという オタワ大学の教授の話アリ。同 教授のチームが、体の8箇所に温度計をつけて同様の実験を行った際、
あったかい飲み物の方が体温を下げる、という結果となった。これは、温かい飲み物が発汗を促すから。
結論は、温かい飲み物の方がからだの温度は下げる。
しかし、湿度が非常に高い場合、あなたが沢山の服を着ている場合、(どちらの場合も発汗を阻害する)
温かいものは禁止。冷たいものを飲みましょう。
【暑いときはビールを飲みたい。ビールは体を冷やすのか!?】
さきほど、アルコールは体を渇水させるといいました。
もうすこし、多くの方にとって”夏のおともだち” ビール についてみてみましょう。
結論からいうと、1杯くらいなら良い。
いくつかの研究で、被験者に暑くなるまで運動してもらい、
アルコール入りとノンアルコールのビールを飲んで、体のリカバリー具合を観察しました。
1985年のある研究、温かく、湿度の高いところで運動した後、ビールを飲むと、
利尿作用が促進され、体はビールから水分を取るどころかそれ以上に水分を失いました。
しかし興味深いことに、この作用はアルコール ビールと ノン アルコールビールで大きな違いはなかった様です!
より最近の研究で、スポーツドリンクや普通の水が水分補給により有効だ、という結論ながらも、
ビールも予想以上に水分補給に役に立つという結果がでたそう。
ビールには利尿作用があるのになぜ!?(正確な理由はまだわからないらしい)
ひとつの仮説として、体が脱水状態で液体を欲しているときは、ビールが水分補給に役立つ、ということ。
というわけで、この記事での結論としては、のどが渇いた際の1杯くらいなら、
ビールは水分補給に役立つならびに体のクールダウンに役立つ。
TANI