学校教員 | 物事にとらわれないで生きたいです

物事にとらわれないで生きたいです

50代。子供のこと、人のこと、自分のこと。途方に暮れながらも考えていきます。

今は私、養護学校で非常勤講師をしています。
子供達は努力家の結晶のようです。
キラキラと眩しい。
先生方も生きていく力をつけてもらう事に非常に熱心で、キラキラしています。


教員免許は小中高を持っていますが、

教員採用試験を受けた事はありません。

ずるいのです。自信がないのです。
それにフルタイムでやる資質もないと思います。

元々教員になりたくて大学を選びましたが、教育実習で思い知りました。

おこがましい言い方ですが、
私にはこの子を助ける力がないと。

お母さんがいない子がいて、
いつも元気がありませんでした。
学校をよく早退していました。
おばあちゃんがお迎えに来てくださいました。


子供に元気がないなら、なんとかしたいと思ってしまう。
しかし、多くの場合は子供の環境に何かあるからで、そこに教員が踏み込むわけにはいかない。

当時は無力感でいっぱいでした。

今ではもう少し思うところもありますが。


私が母の影響を受けていたように、

私の息子も私の影響を受けて育ち、

同様に、誰しもが周りの環境をまとって学校に来ているのだから、

教員が一朝一夕に変えることなんてできない。

そう思ってました。


今では、そんなこともないなと思います。


息子が大好きだった先生。
大嫌いだった先生。
どちらにしても影響力大。

息子本人を大きく変える事はないけど、
息子を形作る環境の1つになっていて、大きな存在感。

私もそんな先生になれたかな…
いやいや、怖すぎてやっぱり自信がないです。