4月21日に東京レインボープライドのパレードが開催された。
毎日新聞によると、イベントに協賛する企業や団体、出展ブースの数は過去最多であるという。
「過去最多」そのものは良いことだが、それがニュースになるのか・・・。
今年は経済同友会も参加した。ウェッブサイトに新浪さんの「異なる意見を企業・組織に受け入れる、それをエネルギーにしていこうというのが、まだまだ日本に足りない。」とのコメントがあった。
私は大企業で働いた経験がないが、異なる意見を受け入れて変革する活力が少ない組織は何をするにしても大変そうである。ましてや経済活動をするのは・・・と想像する。
アップルのティム・クックがブルームバーグ上でカミングアウトしたのが2014年である。
Tim Cook: 'I'm Proud to Be Gay' - Bloomberg
日本とつい比べてしまう、大丈夫だろうか。
次の時代を担う若者を育てる教育現場では「多様性」という言葉を少し聞くようになったが、ダイバーシティ教育、インクルージョン教育という言葉はなかなか一般的とは言えない。
しかし、一方で確実に「多様性」を受け入れなければ対応できなくなってきている現実もある。
経済界も行動を始めている。
教育界も限られた時間しかないが、そんなことを意識しながらかかわりたいと考えた今年のTRPである。