バレエの発表会がクリスマス前に迫っていて、だんだんレッスンが増えてきた。


今年はお教室の節目の年らしく、演目も、抜粋とはいえすごくメジャーなやつ。

バレエ知らない人でも聞いたことはあると思う、あのお話。


うちの子はまだ小さいので、もちろん「その他大勢」のような役。

ソロを踊るお兄さんお姉さんに比べるべくもないのですが、親としてはとても大変。

小さい分、送り迎え必須ですし、衣装も自分たちでは着られないですからね💦


バレエの衣装は後ろにホックが付いているので、自分では着られないのです。


3年生くらいになると、勝手にレッスンに来て、お友達同士で衣装を着せあいっこして踊って、終わったら自分で片付けて勝手に帰ってくれる。

シニヨンさえ結ってあげれば、送り出すだけで良いから楽よー、と先輩ママさんが言っていた。


うちは下の子もいるからまだまだ先の話だなぁ🥲





バレエっこの母になって思うこと。

親同士、助け合いが必要です。

うちの子のお教室だけかもしれないけど、発表会期間中は、その日、お教室に待機できるママが他の子の世話もして、なんとかできてる感じ。

アシスタントの先生が常駐しているようなお教室は違うのかも。



先生から要請されてる訳ではないので、アンオフィシャルなお手伝い。

でも、先生だけでできるわけないので、暗黙の了解でお手伝いが必要。


私は基本、レッスン中はいるようにしてます。

レッスン見るのが好きだし、振り付けであやふやなところとかあれば家で一緒に復習したい方なので。


他の子にも衣装着せたり、髪の毛してあげたりはもう日常茶飯事。


私も、下の子の予定が重なったりすると、送りだけして、ポイっと置いていくこともある。

どこかのママに何かやってもらったら教えてよーと子供に伝えておいて、お迎えの時にお礼を言います。

行けないからって責められることは勿論ないけど、自分の子の世話をしてもらったら、やっぱり「ありがとう」は必要かなと思うんですよね。



でも、中には、毎回、子供を黙って置いて帰って、迎えに来たら黙ってそそくさと連れて帰る人もいて。

なんだか悲しくなってしまう。


あなたの子供さん、衣装1人で着られたと思う?

そのシニヨン、自分で結ったと思う?


「誰か」がやってくれたから、滞りなくレッスンが終わったんだと想像できないのか。

もし先生がやってくれたんだとしたらどうするの?


あるいは想像までついているのに当たり前だと思っているのか。


分かりませんけど、悲しくなる。

そんな私は体育会系笑。


バレエに体育会系はそぐわないな。

オホホと流せる優雅なママになりたいわ。








バレエの発表会には、本当にいろいろな方が関わってくださいます。


休日返上でレッスンしてくださる先生。

華を添えてくださるゲストダンサー。

振り付けの先生。


舞台照明をしてくださる業者さん。

音響さん。

カメラマンさん。


フライヤーやパンフを作ってくださる方。

衣装を作ってくださる方。


会場を管理してくださる守衛さん。

役員のママたち。




なので、うちのお教室では、発表会当日、すれ違う人全てに大きな声で挨拶を、という決まりになっています。

初めは決まりで良いと思うんです。

型として挨拶ができるようになれば、分別がつく頃には、どうして挨拶するのか気付くはず。

というか、自発的に気付ける子に育ってほしい。



お金払ってるんだから、とか、仕事だから、感謝の気持ちを持たなくていいとは、私は思わないです。


他人に対しての想像力って大切だなと感じます。