最近、全く宝塚大劇場に行けてません。


チケット争奪戦にそれほど真剣に参戦していないのは大きいと思うんだけど、それでも私が中高生の頃は、公演始まって以降、予定が決まってからとかでもムラのは取れたんですけどね。

やっぱり露出も増えて宝塚人気が上がってるのかな。


今年の春に、梅田芸術劇場、花組のTOP HATに行ったのが最後ですよ。

麗しかったわー。




最近はもっぱら千秋楽の配信を見ているのです。

良い時代ですよね。

コロナ禍が始まり、すぐに配信を始めた歌劇団の英断に感謝したいです。




今子育て中、ワーママの私的には、宝塚大劇場は物理的にも心理的にも遠い場所となっています。


もちろん、生の舞台が1番ですよ。

何回DVDを見たって、一回の生観劇には敵わないと重々知っております。





ただ、運良く平日にチケットが取れたとしても(土日祝はハナから諦めている)



周りに気を遣いながら休みを取り(休まないといけないのは一緒ですが、配信なら午後休のみで済むのが大きい)、


保育園から呼び出しが来ないよう数日前から子供の体調管理も万全にしつつ(うちの保育園は保護者のリフレッシュ目的での保育OK)、


宝塚までは電車で2時間弱。


幕間には保育園から着信がないか携帯を鬼チェックし、


パレードの大階段の頃には、もうお迎えのことを気にしている…





夢の世界に浸れないんですよね。


せめて観劇中は日常を忘れたいけど、性格なのか、ショーの中盤くらいからソワソワしてしまうのです。


大劇場の託児に預ければいいんだろうけど、それはそれで道中大変そうだから嫌なのよね。





幕が降りたら拍手もそこそこに大劇場の階段をダッシュで駆け降りて、阪急とJRどっちで帰れば早いか検索しながら家路を急ぐのも辛い。


今の私には、夢の世界と現実の落差が大きすぎて、ちょっと時差ぼけみたいになってしまうので、宝塚大劇場での観劇は非常にコスパが悪いのです。




その点、配信は日常と地続きだからね。

時差ぼけが少なくて済むので、影響が少ないです。

私は幕間に晩ご飯作ってます笑




子供の頃、母が、

「大階段が出てくると、ああもう終わっちゃう、終わっちゃうと悲しい気分になる」

と言ってたの、今ならよく分かります。



日常も、かけがえのない大切なものなのですけれどね。

もう少し子供の手が離れたら、観劇も楽しめるようになるのかな。





ちなみに、梅田芸術劇場ならまだ影響少なく行ける範囲です。

帰り、走らなくてもお迎え間に合うし。

ただ、さらにチケ難だから、なかなか実現しないですが。