バレエ教室の保護者会長さんは、うちのスクールで1番長い生徒さんのママさん。

役員は年がわりですが、会長だけはずっと据え置きで勤めてくださっていて、とにかくすごいママと聞いてました。


なので、すごく厳しい、いわゆるボスママみたいな感じの方を想像してました。

なぎさちゃんママ、と仮にします。


うちの子のお衣装、今年は手直しは要らなかったのですが、ひとつホックが取れかけていて。

貸衣装に手を入れる時は、どんな小さなことでも必ずなぎさちゃんママに相談するようにと言われていたので、本当に緊張して、粗相のないように連絡を取り、ホックを固定して良いですかと聞いたのですが。


気負っていたのが拍子抜けするほど良い人だった✨


人格者と言っても過言では無い方です。

発表会2ヶ月前から、幼児クラスのレッスンにも欠かさず顔を出してくださり、困ってることないですかと声をかけてくださいます。

おそらくボランティアだと思うんだよね。


お子さんのなぎさちゃんもすごく良い子。

もう大学生で、発表会ではバリエーションを何曲か踊るそうですが、自分自分とならずに小さい子の面倒も本当によくみてくれる。

どうやったらこんな良い子が育つんだろうか。


うちのスクールは、なぎさママなしには成り立たないと思います。

先生が将軍なら、なぎさママは作戦参謀ですね。  

先生の息子さん(思春期)にも、

「挨拶のお声が小さいですよ」

と注意できるのはなぎさママだけだわ。


平社員ならぬヒラ保護者の私といたしましては、ただでさえ忙しい先生、なぎさママの手を煩わさないよう、なるべく悪目立ちせず、できることはできるだけやって、過ごしていく所存です。






私、もともと子供の習い事を考えていく過程で、いろいろなバレエ親(バレエはやっぱりママが多い)やスポ少親のブログを読んで予習していたのですが。



本当に、親も色々ですね。

でも、団体競技(バレエは競技では無いけど)の場合は特に、親がきちんとしてないと、「そういう親」と思われて、その子供も損するもんなんだなあと実感します。



うちのスクールは、土曜の幼児レッスンは保育園の子ばかり。平日のレッスンは幼稚園の子が多めです。

うちはフルタイムなので、平日レッスンは絶対無理で、毎回土曜日。


発表会前の合同レッスンで、初めて顔合わせして、同じ舞台に乗る子が分かるのですけどね。


とかく、幼稚園ママvs保育園ママ🔥みたいな図式にされがちですが、幼稚園、保育園関係なく、しっかりしてる子はしてるし、それは親も一緒ですね。



今回の発表会は楽屋面会禁止。

お客さまと出演者は終演まで交流禁止となっています。幼児クラス、低学年は同性の親1人だけ付き添いOK。

が、とあるママは、保護者会でも説明されてたのを聞き流してたのか、いきなり

「知らなかった!」

と言い出したので、こっちがびっくりしたよね。






あと、合同レッスンにもざんばら髪で子供連れてくるママさん。


シニヨンはいきなり結えない(親の技術もだし、子供が受け入れられるかもあわせて)ので、そろそろ普段のレッスンからシニヨンでくるようにして、親子とも慣れてくださいねって保護者会で言われたよね。


私だって下手だけど、毎回のレッスンで練習がてら結っていって、先生やなぎさママにもこれでいいですかって聞いたりして。

今回が初めての発表会って子は多いけど、大半の親はそうしてきている。

発表会本番はきっとベテランママさんや先生に手直ししていただけるのですが、やっぱり、親として頑張った上で、足らないところを助けていただく形でないといけないんじゃないかなって思うので。



ざんばら髪で来た子は平日レッスンの子なので、普段どうなのかは知りませんが。


合同レッスンで、周りの子がみんな前髪もしっかり上げて綺麗なシニヨンでいるのをみてもあまり動じていない、しかもヘアセットの道具も何一つ持参していないママさんだったので、周りがあわてて「ピン貸そうか?ネットある?」とお膳立てする始末。


いきなり前髪結い上げられて(伸ばすように言われたのに伸ばしてない)、そりゃ子供は怒るよね。


でも、やっぱりあんまりママさん自身は動じてないのよね。


これ、本番もきっとざんばら髪で現れて、周りがフォローするに違いない。


いろんな子がいて親がいて、懐の広いスクールであることは素晴らしいと思うけど、そこにあぐらをかいてる親はどうなのかなと思う。


私が役員だったら、このママのフォロー大変だろうなと思います。

来年は我が身なのだろうか…。