吉野家の重役の方の失言が大きなニュースになってます。


ツッコミどころは多数あるのですけれどね。



あまりツッコまれてない部分で、不肖キャリアウーマンの端くれとして、1番気になったのが、


「女性が男におごってもらうこと」


前提の価値観で発言されたんだなーということです。






このニュース見て、私がまず思い出したのは、西原理恵子さんのインタビュー。



私、この記事が大好きで。

バイブルと言ってもいいかもしれません。

働くのがしんどいなーと思う時、いつも、この言葉を励みにしています。






吉野家の重役さんは、アッシーくん、メッシーくんが闊歩してた時代の方なんでしょうね。


女は、男におごられなければ高級レストランに行けないと思ってるんだろうね。





いやいや、私が初めて行ったいわゆる「高い飯」は女子会よ?

社会人になって、お給料出たお祝いに、仲良し同期4人で高級フレンチ行きました。

美味しかったなー。

多分、人におごってもらったのではこんなに美味しくないよねと話し合った覚えがあります。



ジュエリーだって、大したものは持ってませんけど、やっぱり自分のお給料で買ったときが1番嬉しかったし、1番の宝物ですね。


モテない女の僻みと言われてしまえばそれまでですけど。




私の世代って、おごってもらって当たり前派と、割り勘派が半々くらいだった印象です。

今はもっと割り勘派が増えているらしいしね。


経済的に自立している女性は、おじさんたちが思ってるより随分多いのよ。



「舌が肥えたら食べてくれない」くらいにしておけばよかったよね。




というか。


「美味い飯を食べるようになったらもう食べてくれない」ってさ。

自社の製品にプライド無いんかいな、と、ここも情けないポイントです。


私は脂身が苦手なので牛丼は食べないですけど、フレンチも行けば、100円寿司もマクドも行くわよ。

だって美味しいもの。





面白くしようと口が滑ったんでしょうけど、時流についていけておらずバブル時代に取り残された価値観の持ち主がすべったということなのかね。