3週間寝たきりだった私ですが、わんこの窒息騒動で前日一気に動きまわったためか、大きくなっていた卵巣嚢腫が茎捻転を起こしてしまいましたガーン

朝目覚めると下腹部がシクシクと痛みます。
とにかくわんこにお薬だけはあげないと…
何とか身体を起こしてリビングに行きました。
わんこもヨロヨロと私のあとをついて来ます。

わんこにお薬を飲ませ終えたのでコーヒーでも飲もうと立ち上がると、更に強い腹痛で一瞬その場に立ち尽くしてしまいます。
続けて吐き気が起きましたが、トイレにも洗面所にも行くのは間に合わず、そのままキッチンで胃液のようなものを少し吐きました。

何かにあたったのかな?
空きっ腹で気持ちが悪くなったのかな?
そんなふうに思いながらコーヒーを入れてリビングに戻り座りました。

コーヒーを飲んで少しすると更にジリジリと痛むお腹。
もしかしたら下痢の痛みかな?と思いトイレに行くも出る気配は無し。
リビングに戻って座ります。

またしても気持ちが悪くなりキッチンで胃液を吐きます。
下腹部が痛むのでやはり下痢かもしれないと思いトイレに行きましたが出ません。
めまいのような感じもありリビングに戻ります。

こんなことを何度か繰り返しているうちに、とうとう動けなくなってリビングで横になりました。
心配そうに私のあとをずっとついてくるわんこ。
前日に大変な思いをさせたのでゆっくり寝かせてあげたかったのに。
ごめんねと頭や身体を撫でてあげていました。

横になれば少しは落ち着くかと思ったけれど、下腹部の痛みは増すばかりです。
そのうち横になっている姿勢も辛く、上体を起こしてチェストに寄りかかりぐったりしていました。

あっびっくり
卵巣が捻れたんだガーン
またしても吐き気が起こり、なんとか立ち上がってキッチンに向かいました。
途中膝がガクンと折れて倒れそうになりました。

救急車を呼ばないといけない…
けれど、住所、氏名や身体の状態などを細かく説明できるほど話せそうになく、夫に電話をしました。

「どうした?」普段仕事中に電話をするのは控えています
「救急車…」苦しくて喋るのがやっと、声も小さい
「え?何?」
「救急、車、呼ん、で。」息も絶え絶え
「聞こえない!どうした?」
「救急車呼んでっ!」必死に声を振り絞りました
「何があった?」
「卵巣捻れ……」苦しくてもう喋れなくなりました
「わかった。大丈夫か?」
「……」返事もできません
「すぐ救急車呼ぶから。」



続く