先日のママ勉強会の質問&回答をうさみいく愛先生から頂きましたので、ブログに掲載しますね。
<ママ勉強会の様子>
http://ameblo.jp/pekopeko-miki/entry-11259221130.html
http://ameblo.jp/pekopeko-miki/entry-11259270941.html
うさみいく愛議員☆ママ勉強会<質問&回答>
・Q:名古屋市の新しいママや子供達への支援活動の方向性は?
A名古屋市では、パパママ教室や妊婦健康診査等の事業を進めておりますが、今後も安心して親になるための支援、妊婦への支援や育児の不安等を解消し、親として子育てを楽しむことができるための支援などの施策を進めています。
・Q:在宅支援をしたいママ達が知るべき必要な手続きの流れ
A:子育てに関する相談や困ったことがあった場合には、(母子手帳裏1P)「各保健所の子育て総合窓口」をはじめ、ナディアパークにある「758キッズステーション」、(なごやっ子P12)保育所に設置している「地域子育て支援センター」で相談事業を行っています。
また、子どもと楽しめる遊び場として、(なごやっ子P19)保健所の「子育てサロン」や(小冊子)「つどいの広場」などがあります。中には予約制の場合もありますので、保健所等、事業を実施しているところにお問い合わせを下さい。
・Q:産婦人科、助産院、保健所等において、妊娠・産前女性やその家族等が産後の現実を知る機会や、その時のケア方法、相談先の情報を誰もが得られる環境があったら、どんなに親切だろう、と思います
A:なごやっこP2)保健所では「パパママ教室」沐浴・妊婦体操などを行っています。また、産婦人科でも「母親教室」をこまめに行っているところもあります。
・Q:例えば、母子手帳にそのような教室の案内が載っている、とか
A:母子健康手帳の1ページには、「母と子の健康のために大切なこと」や次ページからは「知って上手に活用したい母子保健事業」、P8には、「医療給付などのお知らせ」や出産直後の体調不良等により、家事または育児が困難な核家族等にヘルパーを派遣してもらえる「産後ヘルプ事業」など、裏表紙をめくって頂いたところには、「名古屋のびのび子育てサポート事業」のお知らせや子育て家庭優待カード「ぴよか」が挟まれています。このように様々な情報が記載されていますので、ぜひ、活用してください。
また、母子健康手帳交付時に保健師等が面接をし、母子健康手帳の使用方法等と合わせて、「なごやっ子」を配布し、子育て支援の情報も提供させて頂いています。
・Q:「産後の母体ケア補助券」が母子手帳についている、というのも、結果、子育て支援になると思うのです。
A:産後の健康診査については、母子の健康管理上、出産後4週間前後に1回受けることが望ましいとされており、現在は、各医療機関において任意で受診して頂いています。5月11日請願も提出されていましたが、「保留」となっています。と言いますのも、22年度ですと、2万2千人に5000円補助をした場合、1億1千万がかかり、国からの補助がないため、名古屋市単独では財政的に難しいのが現状です。
産後健康診査に対する補助については、名古屋市の財政状況等を十分見極めながら、その必要性について慎重に検討していきたいとしています。私は、もちろん、自分の時を振り返り、産後は特に、傷口の痛みがあったりしましたが、誰にも相談できずに悩んだ経験もあり、その必要性を声を大にして、引き続き訴えていきたいと思っております。
・Q:こうしたケアを行う上で、各プロ達、例えば助産師、医師(専門別に)、保健師、栄養士、介護士、保育士、セラピスト、産後ケアインストラクター等がネットワークを育み、こういう場合には、誰を紹介すれば良いのか、というつながりが、名古屋市という単位でできたら素晴らしいと思います。とても個人的な意見ですが、これについて、どう思われるか、また、現時点で、市としてどのように取り組めそうか、お聞かせいただけたら嬉しいです。
A:名古屋市の現状は、保健所の子育て総合相談窓口や、区役所の民生子ども課にご相談があれば、具体的に相談内容や相談者の状況を把握し、必要な関係機関・関係者を案内しています。今後も、必要に応じて、個別な事例を通して、関係機関・関係者と綿密な連携を行っていきます。
例えば、各区で民生子ども課が中心となり「子育て支援ネットワーク事業」を実施しています。
「中川子育てネットワーク事業」では、保健所・児童館・地域子育て支援センター・社会福祉協議会・図書館・主任児童委員・祖育て支援サークル・子育て支援ボランティアなどが、連携し、実情に応じたネットワークづくりを行っています。
・Q:現在、核家族化が増えて行く中で、産後女性のうつや虐待など、悲しいニュースが増えて来ています。
産後ケアインストラクターの1人として母として、産後女性ケアの重要性をご理解頂き、母子手帳へ産後ケアチケットを取り入れて頂きたいと思っています。母子手帳の内容を変更していくにはどういう機関に働きかけ、どうしたらいいのでしょうか?
A:名古屋市では、平成24年度予算にて、国が望ましいとしている検査をすべて、補助の対象とし、超音波検査は2回から4回に増やし、産前ケアに力を入れております。
※早速、杉並区役所に視察に出掛け、詳細について勉強をさせて頂きました。大変素晴らしい制度であり、多様化するニーズに応えるためも、子育て支援を地域で支えて頂けること、また、それらのサービスが切磋琢磨し合い、より良いサービスへと成長していくこと、地域の経済が活性化されることなど、メリットが挙げられます。
この度、6月定例会で議案外質問で「子育て応援券の必要性について」を質問し、その必要性と素晴らしさを訴えたところ、市長が早速、職員を杉並区に行くよう指示を出してくださいましたので、ぜ、実現に向けて頑張りたいと存じます。
・Q:名古屋市は予防接種のお知らせのシステムがありませんが、他行政では予防接種の日時や病院の指定もした上でのお知らせが有るそうです。予防接種の数もかなり多いので、幼少期の子どもが2~3人いるママは管理が難しくなると思います。この辺りの予防接種のお知らせ制度を名古屋市でも取り入れて頂ける事はできないでしょうか?
A:まさしく、次の6月定例会にて個人質問をするところです。しかし、かなりの抵抗にあっており、その理由は、名古屋市は子どもの人数が多いため、把握が難しいこともあり、難しいのが現状です。
名古屋市医師会・愛知県医師会の小児科医の先生方や東京の慈恵医大の小児科医の浦島線先生にも直接、指導を頂いてきました。出産後、すぐにかかりつけ医を決め、個別に予防接種のスケジュールを立ててもらうことが一番いいとのことです。産婦人科によっては、出産前から予防接種の指導やスケジュールを立てて下さるところもあるそうですので、早めに相談されることが得策だと思います。ワクチンで防げる病気から子どもを守り、タイミングを逃さないことが大切です。
ちなみに、名古屋市の回答は、予防接種のお知らせ制度につきましては、本市では、3か月健診時にBCGを接種する際、それ以降の予防接種のスケジュールを案内しています。そこで、他の自治体で行っているような個別に予防接種日時や病院をし、お知らせする方法を行うには、本市のように出生率も多く、医療機関も数多くある場合、費用面や日時設定などの多くの課題があります。ただし、個別通知は、接種率向上に非常に有益な方法であり、今後、費用対効果等を総合的に判断し、導入について検討します。とのことです。
・Q基本的なところで申し訳ありませんが、幼稚園保育園と今後のこども園の違いはどういうところなのか?
A:それによる、保護者へのメリットデメリット
まだ、今年の5月10日に衆議院議員特別委員会に付議されたところの為、詳細が分かっていないのが現状です。
幼保一体化の効果としては、
① 質の高い学校教育・保育の一体的提供
② 保育の量的拡大
③ 家庭における養育支援の充実
幼稚園にはない保育機能部分、保育園には幼稚園機能部分、また、満3歳未満児については自園調理が必須の為、調理室などの設備整備などが必要なため、財源の確保、つまり、消費税増税が決まるかにかかっているとも言われています。(衆議院で可決されましたので、参議院での結果となります)
・Qママたちによる自発的な育児応援サークルがたくさんできていますが、それについてのお考え、支援について。
A:素晴らしいことだと思います。うらやましいと思います。
名古屋市の現状は、子ども・子育て支援センター登録団体(サークル)親子の交流や育児の情報交換等を行う子育て中の親同士による団体が136団体(平成24年5月15日現在)登録されています。
センターに登録した子育てサークル等の団体は、希望しにより、センターを無料で利用できます。
① センター施設「マルチルーム」「託児ルーム」のサークル活動での使用のための部屋貸
② 「情報ガーデン」へのチラシ・パンフレット等の配架
③ 「子育てサポーター」を派遣し、託児のお手伝いや読み聞かせ、手遊びなどをしてもらう
④ ボールプール・パネルシアター・大型絵本などのおもちゃの貸し出し
⑤ 団体情報の掲載と各サークルが開催するイベント等の情報をサイトに掲載
・Q待機児童解消の為 保育園民営化が進むが、民営化することのメリット・デメリットを知りたい。
A:まず、民営化には、民間移管と株式会社の参入と2種類があります。
本市では、厳しい財政状況の中、限られた財源を最大限有効に活用することを前提にしながら、よりよい保育サービスを提供していくための財源確保の方法として、市内123か所のうち、20か所を民間移管することになりました。円滑な移管のための準備期間を確保するために3年前に公表を行うことにしています。
<民間移管をするメリット>
1.建物が老朽化した公立保育園を民間保育園として整備することで、国の交付金を活用できるようになり、限られた財源を有効活用できる。
2.移管医に合わせて規模を拡大した場合は、待機児童の解消にも寄与できる。
3.民間移管を進めることで、1~2中学校区に複数ある公立保育園を一か所程度に集約化し、スタンダードな保育の実践、役割を強化できるようにする。
<民間移管をするデメリット>
懸念される点・・・保育士が一斉に変わることにより在園児への影響がかんがえられる。
対応・・・①保護者の理解が得られるよう丁寧な説明に努めるとともに、移管先法人そ選定や移管の準備に当たっては、保護者にも参画して頂いて進めるように努力をする。
②移管前に移管先法人から保育士を派遣してもらい、1年間かけて引継ぎ・共同保育を実施することにより、公立保育園の保育を引き継ぐとともに、移管後も在園児が安心できる保育環境を提供できるように努めている。
<株式会社が参入するメリット>
国においては、平成12年3月に株式会社等をはじめ法人種別に関係なく保育園を設立できるように規制緩和が行われています。待機児童の解消に向けて
スピード感ある対策を求められている中で、社会福祉法人等のみで保育所の整備が進まない場合には、株式会社等の参入を認めることで対策を進めることで
できるようになる。
<株式会社が参入するデメリット>
懸念される点・・・株式会社等が利益を追求するために保育の質が低下する恐れがある。会社が倒産などにより突然撤退してしまうリスクがある。
対応・・・①株式会社の参入が先行する他都市の事例も踏まえ、不安が払しょくされるような厳格なルールを設ける。
②認可申請時に法人の基本理念や保育方針、職員の採用・育成に関する運営計画の策定を求めるとともに、認可後には福祉サービス第三者評価の定期的な受審を義務づけることで保育の質を確保する。
④ 公認会計士などの専門家を活用し、認可申請時や認可後において法人の財務状況の問題点の早期発見に努める。
⑤ 子どもに不利益が及ばないよう、撤退についての事前協議や予告期間を設けるとともに、子どもの保育環境を維持するための事業引き継ぎや保護者への説明を義務づける。
・Q子育て支援の情報・知識は 妊娠・出産前の人にも重要。市としての取り組みはどうか?
A:名古屋市としての取り組みは、冒頭にお話しさせて頂きましたが母子健康手帳の情報やなごやっ子の配布等、また、共働きのカップルの子育てを応援するセミナーを実施しています。
妊娠、出産してからも働き続けたいと思う女性が増えており、仕事と家事・育児の両立にはご夫婦の協力が必要です。そこで、パパもママも安心して子育てができるよう、妊娠中から、からだの準備を始めるためのセミナーを実施しています。
「つながれっとナゴヤ」で年14回開催 ( チラシを参考にして下さい。)
・Q男性の育児休暇取得促進への 具体的な取り組みは?
A:女性がいきいきと活躍ができるような取り組みをしている企業を認定、その中でも特に優れた取り組みをしている企業を表彰する制度があり、評価項目に仕事と生活の調和(ワークバランス)推進の項目を設け、女性だけでなく、男性の育児休暇取得者数についても加点対象にしています。認定・表彰数は平成21年度7社から平成23年度には12社に増えてきています。
・Q:名古屋市の小中学校は学力低下が進んでいると聞きます。実際、転校した方が区によって小学生・中学生が宿題の量が多いことにびっくりしていました。 このような格差は市として把握・改善などされているのでしょうか。
A:名古屋市の回答としては、学力の低下の根拠となるデータがないことから、学力低下があるととらえていないとのことでした。宿題については、各学校・各クラスにおいて、子どもの実情に応じて出されているため、同じ学校においても、クラスごとに宿題の内容等が違う場合があるとのことでした。
私は、子どもの担任先生に、保護者会などの機会に「ぜひ、朝のホームルームの時間を使って、漢字の小テストをしてください」とお願いをしたところ、実施して下さり、子ども達も小テストを目標に頑張ってくれ、お母さん方と子ども達ともに大変好評を頂いた経験がありますので、宿題なども、要望を出されたらいいかと存じます。
※名古屋市中の4・5・6年生全員が名古屋港の歴史や経済などを学んでいます。机上論だけで終わらせないために、名古屋港の海上からの社会見学を実施してもらえるよう昨年の6月に提案をさせて頂きました。真っ赤に熱せられたドロドロ鉄が鋼板になるまでの工程が見学できる新日鉄の工場見学なども提案に入れましたが、まずは、船に乗って海上から名古屋港の現状を見て頂くことで、当初予算が決定し、今年10月から実施されることになりました。
・Q:近年、幼児虐待、子どもの心の病、いじめなど、子供に関する問題があふれています。現役の議員さんはこの問題に対し、どのような考えをもっていらっしゃるかを伺いたいです。
A:わたくしは、子育てをする中で、多くの課題や問題にぶち当たり、たぶんこれだけの体験をしている議員はいないかと存じます。講演会の中では、様々な実体験したことをお話をさせて頂き、涙ぐんでおられた方もいらっしゃいました)
その都度、その問題となる壁はとてつもなく大きな壁に思え、この先には道がないのでは思えるほど、暗闇に追い込まれました。「どうして、よその子はあんなに幸せそうにしているのに、私はなんてダメな親なんだ」と落ち込むこともありました。ある時、娘が「私さえいなければ、ママはこんなに頑張らなくてもいいだよね」とささやきました。女性が収入を得ることと、子どもと一緒にいてあげられる時間とは反比例であるという矛盾に常に悩み苦しみました。いろいろな講演会も聞きに出掛け、質問や相談をし、少しでも何か解決策はないかと模索をする毎日でした。そんな中、常に励まして下さったのは、年配の方々で、「お母さんの背中を子どもさんたちは必ず見ていますよ!心配しないで、あなたなら大丈夫!」と背中を押してくださいました。結果、日々の忙しさに追われ、満足できる子育ても結局できず、今日に至っています。でも、今、言えることは、地獄のような日々も悩みも後になったら、どうしてあんなに悩んでいたんだろうと思える日が来ることを感じました。わたくしは自分の子育ては後悔だらけのため、反省を込めて、孫の面倒を見ることを楽しみにしています(笑い)女性の社会進出、働きながら子育てができる社会、子どもを生み育てやすい社会にしなければならないということを一番痛感している議員であると自負するとともに、そのためにぜひ、役立ちたいと思っています。
・Q:一個人として、政治や学校教育は変えられない。一般市民としてできることとして、子供たちを守るには、まず子供の一番そばにいる母が学び、その母たちの力が集まり、社会が少しでもよくなれば…という思いから、「産後ケアインストラクター」という産後女性向けの体と心をメンテナンスするクラスを開いています。議員の皆さんも、もちろん社会をよくするべく活動されていると思います。そして、社会をよくしたいと考えている母もたくさんいると思いますが、その距離がかなりある気がします。連携し合って、よりよい社 会を作っていけたらと思うのですが、どのようにしていけばよいのでしょうか。
A:「産後ケアインストラクター」ってすごいですね。この質問は、レイナさんですよね?ブログを少し拝見させて頂きましたが、レイナさんの生き方、考え方が本当に素敵ですね。そして、人との出会いって、人生を変えますよね。ぜひ、レイナさんをはじめ、今日、集まって下さった方々のような方に、ナゴヤを引っ張っていって欲しいです。その一助に、私も入れて頂きたいと思います。
まさしく、今日のような会・場を設け、どしどし育児の現場の生の声を私たち議員に伝えることが何より、大切であり、有効であると思います。私は、今年度「教育子ども委員会」に所属しましたので、より発言できる場も多く、ぜひ、お聞かせ頂いたことを、名古屋市に、市長に伝え、改善をコツコツと行っていきたいと思います。
「他都市では、こんなことやってるよ」そんな情報なども頂けると、大変ありがたいです
A:栄のナディアパーク内にある「子ども・子育て支援センター」は、子育て支援ネットワークの中核施設として、「地域ネットワークづくり」「子育て情報」「企業との連携」の拠点としての役割を担っており、各種相談に応じています。また、区役所における独自の取り組みは、区によって異なりますので、各区にご確認をお願いします。
・Q:子供に虐待を繰り返してしまうお母様の早期発見、早期対応は確実にできているでしょうか?また、できているのであればどのように対応されているのかを詳しく教えてください。
A:<早期発見・・早期対応するために>
① 児童相談所の体制を強化・・・・・・21年度より中央児童相談所、西部児童相談所の2か所体制に。児童虐待初期対応班の設置。緊急介入班の設置。弁護団業務委託。
外部スーパーバイザー制度の実施
② 社会福祉事務所の体制強化・・・・・・児童虐待対応職員の配置。 データーベースモデル事業(中川区) 9月補正にて予算。保健所・区役所・児童相談所の持っている情報を共有
③ 支援ネットワークづくり・・・・・・・なごやこどもサポート連絡協議会、区連絡協議会、区実務者会議(月に1から2回開催)サポートチームの設置、警察との連携強化
<発生予防>
① 広報・啓発等の実施・・・・・・職員・主任児童委員等を対象とした研修の開催、市民向け虐待防止ポスター・リーフレットの作成、オレンジリボンキャンペーン(毎年11月)、なごやすくすくボランティアの活用
② 相談窓口等の設置・・・・・・・子育て総合相談窓口(保健所)、子ども虐待電話相談、地域子ども相談室
③ 子育て支援サービスの実施・・・・地域子育て支援センター(保育所)、一時保育、のびのび子育てサポート事業、乳幼児(3か月、1歳6か月、3歳)
④ 子育て家庭への訪問・・・・・・新生児・乳児訪問指導事業、赤ちゃん訪問事業、子ども家庭支援員の登録・派遣、養育支援ヘルパーの派遣、
※夜間乳幼児養育相談事業の試行・・・・(24年度880万円予算)育児不安などの電話相談、必要に応じて訪問(中区・東区にて試行)
児童虐待については、特に河村市長は力を入れており、啓発ビラを錦で働く若いママに配るというキャンペーンも行っています。
・Q:不登校対策に最近ようやく名古屋市は立ち上がろうとしていますが近郊の町に比べるとかなり対応が遅れていると感じます。
名古屋市中村区の六反小学校を再利用し、不登校のための市立中学校が今年4月に開校されました。年間授業料が159万円とかなり高額ですが、横浜などでも開講しており、実績のある
学校ですので、現在お悩みの方(小学校で不登校である方も含め)は、一度、お問い合わせ等頂けたらと存じます。フリースクールは県では認可されていませんが、そこに通って大学に進学・教師を目指すなど、その経験を生かし活躍している方もいますので、ご検討されるのもいいかと存じます。しかしながら、学校に行かないことが悪ではなく、優しく温かく見守る時間も大切である
であることをぜひ、お伝えしたいと存じます。
名古屋市では、子ども教育相談「ハートフレンドなごや」を熱田区神宮にある教育センターにて行っております。また、子ども適応相談センター「なごやフレンドリーナウ」を実施しています。心理的な理由によって登校できない子ども達の学校復帰を目指して、教育相談や適応指導などの事業を専門的に行なう機関です。市内在住の小・中学生及び保護者が対象となります。
・Q:学校区に一人しかスクールカウンセラーがいなくて相談が週に1回もしくは2週に1回しかできる日がないいう現状では子供たちのキモチや保護者の対応にもかなり遅れをとります。もう少し多くのカウンセラーを配置するかもしくは臨床心理士に頼らず、心理カウンセラーももっと採用するべきと考えますがいかがでしょうか?
A:名古屋市では、全中学校にスクールカウンセラーを配置し、ブロック内の小学校も含めて活用しています。スクールカウンセラーとしては、専門性の高い臨床心理士が適当であると考え、愛知県臨床心理士会と連携をして配置を進めています。
ちなみに、臨床心理士と心理カウンセラーの違いは、例えて言えば、臨床心理士は調理師で、カウンセラーは料理人。調理師は職業ではなく資格を指しており、料理人は料理を作ることに携わっている人という意味になります。臨床心理士は心理に関する国家資格がない現在では、最も権威のあるもので、指定大学院の博士前期課程が必要で、その上、資格試験があります。心理カウンセラーは心理的な仕事の総称として使われています。
なによりも、心を開いて話せる人がいることで、人は救われます。一人でも多くのお子さん、そして親御さんの心の支えになってあげられるカウンセラーさんの役割は、今後ますます重要となっています。カウンセラーさんとの相性もあり、選択できることも必要ではと感じます。資格にこだわらず、思いのあるカウセラーさんにどしどし参加を頂けたらと存じます。
・Q市内の保育園・幼稚園にももっと保護者・保育士の相談を受ける場があるといいのではないでしょうか?
A:名古屋市では、保育所を地域に根ざした子育て支援センターと位置づけ、育児不安等に対する相談・援助をはじめとした様々な子育て支援事業を行うことにより、地域の子育て家庭を支援し、親子・子ども同士・親同士の交流の場を提供する「地域子育て支援センター事業」を実施しており、平成24年度予算では、実施個所を4か所増やし、市内48か所にしました。
名古屋市立幼稚園では、子育ての不安や心配事などについての教育相談を随時受け付けています。経験豊かな園長や主任が相談に応じています。また、各園で行われている未就学児の遊びの会など、お気軽に相談をして頂ける機会を設けていますので、ご利用下さい。
<以上>
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うさみ先生、お忙しい中、ご回答ありがとうございました!!
色々な所からの調べて頂き、大変だったと思います。
感謝致します。
ホームページ ブログ
http://usamiikue.blogspot.com/
回答に出てくるページ番号の資料は、こちらを参考にして下さいね。
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引き続き、ママ勉強会してもいいなと思いますし、また、ご要望がありましたらご連絡下さい♪
皆様、参加して頂き、ありがとうございました♡
YES!!




