三毛子、保護しました | Dear ぺこち。

Dear ぺこち。

2008年夏、虹の橋へ旅立った愛犬ペコちゃんと
2010年秋、Angel's Taleから我が子に迎えた
白黒シーズー・かおたん♪との こしょこしょ話?

前記事で、三毛子の保護検討中としましたが…
その日の朝の、あまりの寒さに保護を決意しました。

正直、三毛子は見た感じは元気だし、私がご飯をあげてさえいれば
敢えて保護する必要はないのではないか?とも思ってました。
昼間、どこでどー暮らしているかわからないけれど、
毎晩私を待っている三毛子…
私の姿を見つけると大きな声で鳴きながら駆け寄ってくる三毛子…
食べ終わるとしゃがんだ私にスリスリ、ゴロゴロ、パンチ(笑)
何かに驚くと私にピッタリくっついてくる三毛子…
本当に最近は可愛くて、私を信頼してくれてるんだなぁ…と。
そんな三毛子を捕まえて、知らないお家に連れていくのはどーなの?
せめて、もう少し私で人間に慣らしてからの方が…
なーんてモヤモヤ考えて、色んな人に聞いたりしていました。

でも先日、三毛子を保護したら預かって下さるという方に
直接お話をさせて頂き、自分の不安も聞いて頂きました。
そして、猫に無知な自分の考えより、ベテランさんにお任せするのが
何よりも三毛子の為になるんだと確信し、一昨日の冷え込んだ朝
『保護するなら冷え込みが厳しくなる今夜しかない』と決意しました。
最近私に見せる仕草は『家猫にもなれるニャ♪』のアピールだと考えました。

その夜、三毛子はいつも通り私の姿を見つけると
「三毛子はここだニャ~♪」と鳴きながら
駆け寄ってきました。
いつものようにニャゴニャゴ♪とご飯を食べてる間に
小さなケージを用意して三毛子の側にそっと置きました。

食べ終わった三毛子はしゃがんだ私にスリスリして甘えると
ケージの奥にばら蒔いたフードに気づき、恐る恐る手を伸ばしたり
頭だけ入れて食べようとしたり。

『うまく入って欲しい…でも、入らなかったら言い訳にできる』

そんな葛藤をしながら見守る私の前で三毛子はとうとう中に入りました。
私は静かに、でも急いでケージの扉を閉めました。
三毛子はビックリして目がまん丸になって
『まさか、どーして?』というように大声で鳴き続けました。
でも助けを求める声は、もう私には向けられませんでした…

今まで、三毛子がご飯を食べ終わるまで側で見守っていたのは
三毛子を捕まえる為なんかじゃなかった!
三毛子が少しずつ慣れて来たのが嬉しかったのは
捕まえるチャンスを狙ってたからじゃないんだよ!

いくらそう思っても、私は三毛子にとっては裏切り者になってしまった。
ケージに毛布をかけて、悲しくて、申し訳なくて、泣きました。
でも、もう扉は開けられない…ごめんね。

一晩、家の玄関にケージのまま置きました。
時々毛布をめくると小さく鳴きましたが、
暴れる事もなく静かでした。


翌朝、病院でウイルスチェックやワクチン、ノミダニの薬や
駆虫薬などの処方をしてもらいました。
健康面で何も問題が無かったのでいよいよ夕方からお届けに。

イルミネーションがキレイな素敵な所…


三毛子はここで幸せを待つんだよ


大人気のジョンソンタウンの一角に昨年オープンした猫カフェ

『nikemin house』さん

見たことないような大きな猫さんや、可愛いチビちゃんが沢山。
みんな人懐こく出迎えてくれました。
優しいオーナーご夫妻の元で、三毛子もいつか家族を見つけるんだね。

どーか、どーか、幸せになってね!

S様、どうぞ可愛い三毛子を宜しくお願いします。