今回のテーマはSelect Case文です

こちらもIfと同様、条件で場合分けして操作したいときに使います。
基本的な形はこちらです。
Select Case (変数、 セルなど)
Case 条件1
処理1
Case 条件2
処理2
Case 条件3
処理3
Case Else
処理
End Select
上(条件1)から順に(変数、 セルなど)の値が条件に合うか見ていき、条件に合ったところ の「処理○」 が実行されます。
どの条件にも合わなかった場合は、 Case Else の 「処理」 が実行されます。
例えば、 Ifと同様の例で解いてみましょう。
毎月りんごを買っています。
4月は1個190円のりんごを5個、5月は1個169円のりんごを8個、6月は1個211円のりんごを3個買いました。
毎月の経費はいくらでしょう?
ただし、ワークシートには月だけ入力されているものとします。
Sub SelectCase練習()
Dim 横 As Integer
For 横 = 2 To 4
Select Case Cells(1, 横)
Case "4月"
Cells(2, 横) = 190 * 5
Case "5月"
Cells(2, 横) = 169 * 8
Case "6月"
Cells(2, 横) = 211 * 3
End Select
Next 横
End Sub
Dim 横 As Integer
For 横 = 2 To 4
Select Case Cells(1, 横)
Case "4月"
Cells(2, 横) = 190 * 5
Case "5月"
Cells(2, 横) = 169 * 8
Case "6月"
Cells(2, 横) = 211 * 3
End Select
Next 横
End Sub
このようなコードになります。
For NextでB1からD1までセルを見ていって、セルの値が何月かによって場合分けしています。
次回は、If や Select Case とよく一緒に使われる演算子です。
お疲れ様でした
