ある日、財布からお金がなくなりました。
あれ?なんかお札の枚数が減ってるような…
旦那に聞いても『え?知らないよ?』と顔色1つ変えずに言われたので私も"気にせず使っちゃてるしただの勘違いしてたかも…"とその場はおさまりました。
それから何度も同じようなことがあり、私はお金がなくなるのに気づくたびにだんだん旦那を疑うようになりました。
そのたびに旦那は『知らないよ』とか『昨日、小遣い足りないから1万円借りるねって言ったじゃん、寝ぼけてたから覚えてないんじゃないの?』と言っていました
『お金が必要ならちゃんと起きてるときに言ってよ』と言ったりもしたんですが、ときには『は?俺のこと疑ってんの?』『お前にちゃんと言っても嫌な顔するのお前じゃん!』と言われると否定もできないため、こちらもどんどん言い出しにくくなっていきました。
3年間積み立ててたJALの旅行券30万円が気づいたら9万円になったときは半分発狂しました…
どこかに発狂した自分を見て旦那から真実を話してほしいという気持ちもありましたし、家族旅行に使おうと給料からコツコツ貯めたのにそれが消えてしまったことが本当に悲しくて
それでも『知らない。どこにあるのかも俺は知らなかったのに。』と言われ、しまいには怒鳴られたので結局怖くなり言えず…
今では私はお財布にほとんどお札を入れることはありません。無くなってケンカするのがイヤだからです。疑う自分もイヤだからです。
自分に都合のいい嘘なら私もついたことがあります。ついたことのないすべてを正直にさらけ出せる人のほうが少数派だと思います。
ただ人間不信になるレベルに嘘をつけるのがギャンブル依存症です。
『俺は治りたい。こんな苦しい思いをしたくない。』つらそうな顔でそう私に話してくれた旦那も嘘なんでしょうか?
一緒に闘おうと決めたことは間違いだったんでしょうか。
今は状況的におそらく旦那はギャンブルをしていませんが、ギャンブル脳のままのようなので彼の感情の半分は欠落したままです
『俺は今は人を信用できない。でもお前たち2人だけは信用してる』
数ヶ月前に旦那は私にそう言いました。
他の家族も旦那自らすべて着拒し連絡をとっておらず、今繋がりがある人間は私と子供だけです。
でも今は私達とも積極的に関わろうとはしません。ただ『苦しい』と言った旦那の言葉を今はまだ信じたいと思っています。