アミューズメントメディア総合学院ノベルス科の講義でした。
いろんな生徒さんがいます。
文章力が秀でている人。
決して視線をそらさない人。
パンツにだわりをもっている人。
言葉づかいが非常に丁寧な人。
細かい点までしっかりと質問してくる人。
etc。
みなさん、日々精進しています。
生徒さんたちと、そしてその文章と接していれば、そのことがよくわかります。
どんなことでも、懸命に打ち込んでいれば上達します。
その方面の感覚が著しく鈍い場合は悲劇でしかありませんが、ほとんどの人間は「知恵」と「努力」で壁をクリアながら、上達の道を歩んでいきます。
続けてさえいれば、壁さえも糧にして、人は成長していくのです。
知恵が出ないのであれば、周囲の人を観察し、チャンスがあれば質問しまくり、いい考えや上達法を引き出せばいいのです。
そして、行動する。
好きなことに挑戦しているのであれば、少々つらくても、惨めでも、情けなくても、努力を惜しまないはず。
つらさも、みじめさも、情けなさも、すべてを糧にして進むことができるはず。
本を読み。
人と言葉を交わし。
わからないことは調べ、そして質問し。
どうしてもつらいときは休息し。
自分のペースでストーリーをかたちづくっていく。
慌てず急がずじっくりと。
確実に。
ときどき吹いてくる冷たい風から、『好き』という炎を守りつつ、自分の技術を磨いていく。
自分で自分をつくっていく。
自分で自分を育てていく。
自分のペースを見定めながら。
いろんな生徒さんがいます。
すでにプロ並みの力をもっている人。
努力に努力を重ね、アマチュアの世界から飛び出していく人。
夢いっぱいの人。
修行中の人。
自分の文章力に自信がもてない人。
不安いっぱいの人。
etc。
大きな目で見れば、みんなほとんど変わりません。
だから、続けることが大切です。
長い目で見れば、とにもかくにも続けていた人が結果を残します。
続けること。
自分をあきらめず、続けることです。
継続は、必ず力となりますから。