先日、アミューズメントメディア総合学院、ノベルス科の卒業生が送ってきた原稿を拝読しました。
彼が卒業してから、およそ10年。
いろんなモノを積み重ねてきたのでしょう。
文字から。
文体から。
行間から。
彼の呻きと叫びが聞こえてきそうな物語でした。
苦労が、苦しみが、悔しさが、その他、様々な要素が凝縮され詰め込まれていました。
もちろん、ただただ負の感情を垂れ流しているだけではありません。
そこには、しっかりとした計算も読みとれて……。
書くって、こういうことなんだよね。
と、逆に教えてもらったような気がして……。
つらい時期は、幸せになるための貯金をしていると思いなさい。
(高校の頃から親しくしている友人の母君の言葉です)
禍福はあざなえる縄のごとし。
まさしく、その通りかと。