冷房が少しばかり効きすぎている喫茶店で、プロットづくりです。
ペンを片手にノートとにらめっこ。
メモ帳をパラパラ。
黙想……、という名の居眠り。
そんな中、隣の席からこんな会話が聞こえてきました。
「学校でさ、知識は教えてもらったけど、その活かし方は教えてもらえなかったよな」
「ま~、普通そうだよね~」
社会人になったばかり、といった感じの男女です。
なるほど。
確かに、多くの先生方は「知識の活かし方」までは教えてくれないでしょう。
ケース・バイ・ケース。
場所や時間や相手によって。
状況によって。
知識の活かし方なんて千変万化します。
こればかりは、経験してからだで覚えるしかありません。
知識は、教科書や辞書に載っています。
ネット世界をちょっと散策すれば、いろんな知識をこれでもかというくらい拾い集めることができるでしょう。
知識を得て、経験を積み、知恵を絞り出す。
これが大切だと思います。
当然のことながら、知恵のつかい方も大切です。
他人に害を与えるようなことに知恵をつかうのは、もってのほかですから。
可能なら。
知識を得るばかりでなく、からだを動かすことも心がけたいものです。
頭ばかりで考えるのではなく、肌で感じることも大切です。
偏ることなく、頭とからだをバランスよく磨いていきたいものです。
「文武両道」
そして、
「知勇兼備」
文字で書くのは簡単ですが、いざ実践するとなると難しいものです。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」という考え方もありますが……。
さて。