きのう、AMGの講義終了後、生徒さんにこんな質問をされました。
「どうやったら、壁を破ることができますか?」
壁。
もちろん、アマチュアからプロになるために、破らなければならない壁のことです。
アマからプロ作家へ。
う~~~~~ん。
言葉を吐き出す前に、しばし考えます。
壁なんて人それぞれ。
壁の厚みも人それぞれ。
壁との距離も人それぞれ。
「どんなこと」を「壁」として認識しているのか?
そもそも、「なに」が「壁」なのか、ちゃんと気づいているのか?
なので。
「書き続けるしかないよね」
と無難なこたえを返すにとどめておきました。
「努力する、ってことですか?」
なんて言葉が返ってきましたので、
「うん。そうだね」
とりあえず、うなずきます。
でもでも。
がんばる!
努力する!
ということは、「呼吸する!」と言っているのと同じです。
つまり、「当り前」もしくは、「意識しなくてもやれる」ということです。
質問を投げかけてきた生徒さんとは、他にもたくさんの言葉を交わしました。
ボクも昔は、アマチュアでした。
プロになっても、まだまだです。
ボクも、ボクの先輩方や師匠に質問をぶつけまくっていました。
だから、生徒さんと真剣にぶつかり合う、ということは……。
恩返し。
勉強。
成長。
その他、いろいろ。
たくさんの「大切なこと」が凝縮された時間となります。
真剣に質問をぶつけてくれた生徒さんに感謝です!