知り合いのおごりでキャバクラに行ってきました飲み屋と言ったら笹くれた近所の居酒屋くらいしか行ったことがありませんキャバクラに入ると案内された席に座りますするとすぐさまお姉さまが席に付いて「ども~はじめまして~」って挨拶お姉さま達その過激なミニスカのために席につく瞬間大抵パンツ見えますさすがキャバクラのっけからサービス精神の塊ですそうこうしてるうちに自己紹介が始まります
「サキでーす」
「えっと○○です・・・・」
「なにを飲みますか~?」
「えっと えっと・・・・んじゃウーロンハイで・・・」
お姉さんの綺麗な手が慣れた手つきで俺のウーロンハイを作る
「はいどうぞ~」
「あっどうもありがとうございます」
「○○さんは、今なにしてる方なんですか~?」
「えっと・・・バーテンダーです」
「すごーいバーテンダーなんてすごいよー」
「たっ大したもんではないです」
ゴツ!ウーロンハイに俺の手があたり多少こぼれる
「あっすいません」
とっさに手元のお手拭きで拭こうとする俺をすぐさま制止させてお姉さんがあと片づけをしてくれる…
「気にしないでいいからね~」
「・・・・」
この空気落ち着かねぇええええええええ笑
本来ならばお姉さまとお酒を飲む事は至極の喜びであるはずであるしかしこの落ち着かなさ加減は一体なんなのか?それはありとあらゆる飲み会の盛り上げ役でコンパに1人はいて欲しいコンパ職人と呼ばれるこの俺トークで場を和ませてお互いのよそよそしさをうち破るまず自分が飲むことによって全員をひっぱり女性陣のグラスが空いていれば積極的に頼んで誰かがお酒をこぼしたならば即座に俺が片づけに入るとにかく楽しく飲む事に終始気を使うそう俺の思考のベクトルはすべてお姉さまに楽しんでもらうように向けられているのだだからお姉さまを接待して盛り上げる事には慣れているのだが実は自分は女性に接待された事があまりない事が発覚そうすでに最初から女性がこちらを楽しませようとするキャバクラでは、俺本来の性能が引き出せないんですよ笑
俺苦戦です
それも大苦戦です
トークが全く弾みません
会話の主導権を完全に押さえられてます
しかも俺だけやたらと飲まされます笑
チクショーやるなこいつら笑
基本的に女の子との飲みはつねに真剣勝負楽しんでもらわない事には落ち着かない性分の俺
とりあえず中盤戦からの巻き返しをはかるキャバクラの特性として女性が一定時間で次々に入れ替わるというのがあるのだがすでに俺は二人のお姉さまにみっともない姿を見せてしまっているそう次ぎに座るお姉さんからはまさに今までの事はは無かった事にして俺が盛り上げるのだ笑ようやくキャバクラの雰囲気にもなれてきて、トークもボチボチこなれてきたそこから一気にまくしあげるさぁお姉さま勝負だ笑
20分経過・・・
「うふふふ」
「あははは」
「おもしろーい」
「こんなお客さんばっかりだったら楽~」
俺大勝利笑
こんな調子で最後までコンパ職人の本領発揮で頑張って帰って来ましたあぁ気持ちがいいなぁーお姉さまに楽しんで戴くのは笑
注)キャバクラは男の人がお姉様に楽しませてもらえる店です笑