今から15〜6年前かな

本業の関係で「家系図」作成の仕事をすることになり

どっぷり家系というかルーツにどハマりしていた時期があったんだけど

 

 

 

 

ここ最近は

日本人のルーツというか

人類のルーツというか

アフリカで人類が誕生したのちにどうやって世界へ広がって

どんな風に日本人になっていったのか

という一つ前段階のことに興味を持ち始めてもうて

毎日色んな本を読み漁っております

 

 

 

 

日本で言えば

「記紀」と云われる8世紀頃に編纂された「古事記」「日本書紀」

そのあたりは、昔からめちゃくちゃ好きで

嫁ちゃんも好きだったことから

旅行では神社巡りが主流だけど

今、興味あるのは「記紀」より前のこと

 

 

 

 

 

学校の歴史では2〜3世紀ごろの「卑弥呼」とか「邪馬台国」とか何かめちゃくちゃ覚えてるのに

「記紀」に書かれているのは、卑弥呼さんの後の時代のお話

 

 

 

 

 

「邪馬台国」は何処にあったのか

 

近年、様々な論争があり冷ややかな目線で見ておりますが

邪馬台国は何処なのか???

九州北部とか畿内とか有力とか云われている中で

 

にわかに「阿波説」も加熱してて

冷ややか目線で見る分には面白い

 

まぁ確かに、イザナギとイザナミが「国生み」で創り出したとされる日本列島の最初の重要拠点が

「淡路島」とされているから、そんな気もせんでもない気がするけど

絶対ここにあったんだ!とか強めに言われると

同じ四国内の地域だとしても、冷ややか具合は増すばかり

 

でも

そんな徳島の地には非常に興味深い神社や地名は本当に多いんだよな

古事記を読んでいると

関連してる?関連してそうな神社や地名などがたくさんあって

古事記好きな人間にとったら、めちゃくちゃ楽しい地域

 

 

 

 

 

 

【2024.04.28】

 

そんなこんなでGWに低山ハイクしよ!ってなりまして

徳島の「気延山」へ

 

 

気延山周辺には3世紀〜7世紀ごろの古墳が

200箇所余りあるようで

「八倉比売神社」や「大泉神社」のほか

八倉比売神社の奥の院の磐座は「卑弥呼のお墓」と呼ばれているとかいないとか(笑)

楽しそうな場所があったりします

 

 

 

嫁ちゃんは

「真名井の水」とか「磐座」とか好きなので

行きたいな〜とか思いながらも、近場すぎてなかなか遠のいてた存在

 

 

 

今回、プチ登山も兼ねていってようかと

 

 

 

 

 

 

駐車場は

 

気延山の麓にある「阿波史跡公園」

 

 

無料で駐車可能なので

周辺の古墳巡りや神社参拝、気延山登山の駐車場としては最適

トイレも綺麗だしね

 

 

色々な散策コースがあり楽しそうな場所です

 

 

 

まずは史跡公園内にある

竪穴式住居や高床式倉庫などを

 

 

 

阿波史跡公園

 

 

 

 

綺麗に整備されてて気持ちがいい

 

 

 

 

天気も良くて絶好の散策日和

 

 

 

 

当初は、八倉比売神社から参拝して登山コースへ行くつもりだったけど

この高床式倉庫の奥に、「大泉神社→」の表記があったので

ちょいと想定してた順路の逆だけど、入り口まで戻るの面倒だし、こっちからいってみようと

 

 

 

 

綺麗に石が敷かれた散策ルートを大泉神社方面へ

 

 

 

 

 

 

大泉神社

 

八倉比売神社の境外末社で

かつては「天乃真名井」といい

神餞田の泉だったのだとか

 

現在は社は無く、泉そのものを祀っております

 

 

五角形の井戸

 

 

少し蓋を開けてみましたが

開けた瞬間から壁際の蠢くモノたちと目があって固まってしまいました。

*飲料不可*

 

 

 

 

ここから逆路で山頂目指して

帰り道で八倉比売神社かなと思ってたんですが

 

 

 

 

まぁ暑いのね

びっくりする暑さ

もう少しで山頂なんだけど

気延山プチ登山が目的だったけど

最終目的を無視して、お楽しみの多い神社に向かうことに

 

 


 

 

天石門別八倉比売神社

 

雰囲気ありありの鳥居

そこからの長い階段💦

 

 

いや〜いい雰囲気

 

 

御祭神は「大日霊女命(天照大神)

 

何やら興味深そうな内容がツラツラと

 

 

 

 

御神紋の「抱き柏」

 

 

 

 

この八倉比売神社は

古墳の上に社殿が建てられている神社みたい

 

 

 

前方後円墳の

前方部分に「本殿」

後円部分に「奥の院」となっているようで

 

 

 

拝殿の裏

本殿との間のこの部分

 

この隙間の

本殿階段下にある岩が

「素戔嗚(スサノオ)さん」をお祀りしているとかいないとか

 

 

 

 

社殿の右手から奥の院へ行きます

 

 

 

 

登った先に

 

 

奥の院

五角形の磐座

 

 

 

青石の木口積で五角形の祭壇が築かれて

その上に「鶴石」「亀石」を組み合わせた「つるぎ石」

 

 

 

ここが「卑弥呼」のお墓であるとかないとか…。

 

 

 

五角形の石積ってだけでも異様な感じ

その五角形の頂点の指し示す方角には…何かがあったりなかったりするんだろうか?

春分点秋分点の日に何かが現れたりするんだろうか?

モノを創り出す時って

何かの思いを込めたり、何かしらの理由で形を決めたりするだろうから

まさかその場のノリで五角形ってこともないだろうし

何を考えて創られたんだろうね

 

 

 

いや〜。ロマンだね。

 

 

 

 

〜拝〜

 

 

 

 

 

 

 

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