先日、九州で下宿している長男に勧められて
映画「君たちはどう生きるか」を観てきました。
ジブリ映画をスクリーンで観るのは、
「ポニョ」以来。
7月公開の映画・・・
遅ればせながら~感たっぷりで
座席もガラガラで、ゆったりのんびり観れて、
だからかな?
主人公が迷い込む不思議な世界に引き込まれました。
ジブリ映画ならではの
食事のシーンも相変らず美味しそうだし、
どの場面も繊細で美しい
そして、
エンドロールに、
米津玄師さんの曲、「地球儀」のピアノ旋律が
心穏やかに流れて、
自分が、経験した別れと出会い、そして
今があることを感じ、
涙、涙
まるで、時間旅行に出かけたような映画でした。
今は、宮崎駿監督が、この映画のもとにしたと言われている
「失われたものたちの本」を読んでいます。
まだまだ半分しか、読めていないけど、
映画とリンクしているところがたくさん
だけど、本には、
「ヘンゼルとグレーテル」や「赤ずきん」「眠れる森の美女」の童話が出てくるけど、
どの話も、グロテスクで、ちょっとダーク
特に、「白雪姫」のお話は、
「ええっ~
白雪姫って、こんな女子だったの~」とビックリです。
でもね、映画の中で、
湯婆婆を思いだす7人のおばあちゃんが出てくるけど、
この7人は、白雪姫の7人の小人とリンクしてるのかな?
なんて、ふと想像するとおもしろい
そして、本の中の7人の小人は、性格が悪そうだけど、
映画のおばあちゃん達は、主人公のお守りみたいな存在で、
ホっとします。
児童書となってるけど、
童話はメルヘンではないし、性的描写もあるので、
「小学生には読ませたくないな」と思うけど、
最後は、ハッピーエンドなのかな?
まだまだ、半分・・・
映画の余韻に浸りながら、
びっくり驚きながら読書の秋も楽しんでます
今年は、珍しく知的にはじまった私の秋
(いつも食べるだけで、終わっちゃてる気がする・・・)
穏やかに毎日を楽しんでいけたらいいな
今日は、大学の卒業認定をもらった長男が
下宿を片付けて
大阪に戻ってきます。
就職する3月までの期間限定の息子との生活が
始まります。
大学進学時に、
「一緒に暮らすことは、もうないのかな?」
なんて、子離れを寂しく思っていたので、
この5か月間は、
プレゼントのようなウキウキ感でいっぱい。
何を作ってあげようかな?
ずっと、そればかり考えている母です。
とりあえず、
「おかえり~」の今晩のおかずは、
「おでんとさんま」
地味ですね笑笑