今日は私の大切な一冊を紹介します。
「さよならのあとで」
詩:ヘンリー・スコット・ホランド

「死はなんでもないものです」
からはじまるたった42行の言葉の本。
この本を出版した夏葉社は、
東京・吉祥寺の小さな出版社。
編集、営業、事務、全部を
一人でやっていらっしゃるそうです。
出版するのに2年かかったそう。
大事に大事に温められてこの世に生まれてきた本。

私は主人を6年前に病気で亡くしました。
発病してから、一ヶ月のこと。
主人がいなくなってから、
ずっと自分の寂しさももちろんありましたが
病気療養中の主人に
「大丈夫❗️がんばろっ」
の言葉しかかけていなくて
病気を患っていたパパは
“どんなにか不安だっただろう”
と主人の心に寄り添えなかった事を
ずっと後悔していました。

この本はそんな私を癒し、
そっと背中を押してくれた本です。

まるで、亡くなった主人が傍で話しかけてくれてるように。。。✳︎