いつもなら、お休みはまず、家にいる事は少なく、
街へウインドーショッピングに出かけています。


今は世の中、自粛中という事で「断捨離」でもしようと、洋服、本、その他もろもろを詰め込んである部屋に。

本もいつのまにか、タップリと買いだめしたまま並んでいます。見渡して、目にとまったのは赤いカバーの本。

 日下由紀恵さんの「こうして片付けると運がよくなる」
いつ買ったのか、なぜ買ったのか記憶にありません。


私の師匠は読書が趣味でいらして、一日のルーティーンに読書タイムが入っていらっしゃいます。いつも見習いたいなと思っていたところなので、早速予定変更、読書タイムです。

内容は家の中のいらないものを手離し、かつ綺麗にすると、運が良くなるという内容でした。
この言葉は数多く出ている、掃除&片付け&断捨離の本と同じですが、私が感動したのは2つの事柄。

ひとつめは、自衛隊の方々が、PKOのときの危険な任務の中攻撃を受ける事がなかった事を不思議がられ、それは世界一の規律と整理・整頓が、なされていたおかげで攻撃する気もおこらないだろうといわれています。整理整頓、掃除の威力恐るべしと書かれています。

もうひとつは、中国で話題になったブログの話で、「中国の小学校の先生が日本を訪れた際に、生徒たちが白衣、マスクを着用して、給食を運び、テーブルを拭き、他の生徒に給食をよそい、中国側の生徒が座るのを待ってから初めて箸を動かした。給食のゴミも分別し、後片付けも一丸となって楽しそうにやっていた。
中国の子供の多くは家事をしない、知らない。やってもらう子も多い。日本の小学校での昼食は感慨深いものとなった」
この話は日本人に宿る「みそぎ」の精神やきれい好き、礼儀を重んじるきもち、しっかり根付いている「掃除・整理整頓の習慣」が、いかに人間としての正しさ、ひいては国力にもつながるということを表しているのではないでしょうか。と。

日本がコロナの流行の中、被害者が少ないのもこういった日本人特有の人間性のおかげかもしれませんね。

たまたま、手にとった本ですが、本を読む為の良い出会いになりましたてへぺろ