羞恥心物語☆your mind7☆ | 鶴の神Blog

羞恥心物語☆your mind7☆

いつの間にかこの


小説も自己満…?笑


いつでも私の長編は


自己満で妄想のお話な


訳ですけど…( ´艸`)フハ。


ま、いっか♪


お腹すいたサムギョプサル


たべたい(゜ρ゜)



物語☆your mind7☆


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雄輔さんが私の元を訪れたのは


あの日から間もなかった。






この前とは違う花束を抱え


扉から顔をのぞかせ微笑む。



「お礼…って言っても


中々思いつかなくてさ。







良かったらでいいんだけど


ご両親のお墓参りさせて欲しいんだ。




いいかな?」















驚きを隠せない私に


雄輔さんは歯を見せてニッと笑った。



























両親のお墓に辿りつくと


雄輔さんは花束をそっと置き



目を瞑り手を合わせる。








「ちゃんと、莢乃さんに


助けて貰ったこと報告しといた。




お父さんとお母さんにも


感謝しないと…」










穏やかな表情を浮かべ


深々と両親に向かって頭を下げる雄輔さん。





















今までこんな人はいなかった。














ここに来る人みんな


私には同じ顔に見えて



思った通り同じことばかり


考えていて



花を手向けたり手を合わせたり


していることは他の人と


変わらないのに







雄輔さんだけは何か違う。











上辺だけじゃない、


心からのその思いが





私にまで伝わってくる。





































…本当に、不思議な人。