桃井はるこさんのブログを見返してたんです。


それでね、見ていなかった記事を見たんです。前に秋葉原で痛ましい事件があった、あれについての。

ものすごく共感した。私が秋葉原に行った回数なんて数えるほどだけれど、とても楽しい町だった。


わたしみたいなちっぽけな小市民はなにもできない。子供は親から世間から甘く見られる。子供は誰よりもまっすぐで強い意志を持っていたりするものなのに。

寂しい。


でも、桃井さんならだれかに歌に乗せてうったえることができる。いや、そうじゃなくて、

その歌で誰かをあったかい気持ちにして、元気にさせることができる。

その人柄と曲と歌詞、すべてだいすき。


人間はまず自分のことを一番に考えてしまうと思う。

悲しいことだけど、当たり前のことだと思う。でもだからこそ、ひとのことを気遣う気持ちが必要だと思う。どんな場面でも。

あのときの報道記者も、波に乗ってただその現場を騒ぎ立てて、掻き回してしまった。

その場に居合わせた人や被害者の人、秋葉原の事が大好きな人の気持ちを、秋葉原を。

秋葉原秋葉原おまえは馬鹿か!と思かもしれないけれど、でもそれくらい、人によってはたいせつな場所なの。

思い出が詰まった場所なの。

報道記者すべてが悪いわけじゃない。彼らも仕事で、そしてきっと正義感のあるひとなんだ、一部を除いて。

何が起こったか、気になってたまらない人たちの為。情報を日本にいきわたらせるため。

だって、いまはテレビがなくては大変だと思う。ニュースもなければ大変だと思う。

天気予報、事件の情報や、地域でおこったこと。



ああ、もどかしい。


もどかしい。


いつもまとまらない話が、もやもやする気持ちでもっとまとまらない。さみしい。


もどかしい。