2024年2月23日 livedoor News(文春オンライン)
--記事抜粋--
――小島さんは15歳で摂食障害になったそうですが、何かきっかけがあったのでしょうか。
小島慶子さん(以下、小島) まず前提として、私は摂食障害の医学的な診断は受けていません。なぜならそれが病気だと知らず、受診しなかったからです。ずいぶん後になってから、病気だったと知りました。当時は、人に言えない恥ずかしい癖だと思っていたのです。
食べ方が変化したのは、姉が結婚して家を出てからです。それまで母は姉の結婚にかかりきりでしたが、これからは自分に母の関心が集中するのだと思ったら、天井に黒雲が降りてきて視界が狭くなったように思えました。
「うわ、きついな」と思ったのを覚えてます。それからだんだん、太ることが怖くなってきて、というのが始まりでしたね。