まだ国連英検の結果が出ませんが
以前から気になっておりました
2023年関西外国語大学
解いてみました
結果はこちらになります
大問1(長文) 70/70(100%)
大問2(長文) 40/64(62.5%)
大問3(語彙) 36/36(100%)
大問4(誤文) 30/30(100%)
総計 176/200(88.0%)
労力が少ない順に感想を述べますと
大問3は一番シンプルな形式の語彙問題です
英検準1級レベルなので自分的にはちょうど良かったですね
大問4は正誤問題の中でも珍しい「文法的に正しいものを選ぶ」問題です
なんか既視感あるなと思ったらこちらの
技術英検のリライト問題ですね(厳密にはちょいと違う形式ですが問われてる力はほぼ同じです)
最初は戸惑いますが過去問重ねれば得点源になる系の問題かなと思います
大問1は私立医学部っぽいですね
心理学的な話なのでわかりやすい方ではありますが
interoceptive(内受容性)という医学部2年生あたりで履修する基礎生理学で出てくるような単語が
語註なしに出てきます
おそらく本文難易度としては同志社相当かなくらいですが
語註がないことにより難易度は増加しているものと思われます
その「増加」量がどれほどかは正直個々人のレベルによるとしか言えませんが
同志社英語を常に85%前後取れる受験生ならば
純粋知識の組み合わせもしくは文脈推測によって補える範疇かなとは思います
さてさてラスボス第2問ですが
とにかく疲れましたし時間を気にしてたらちょこちょこ間違えてしまいましたね
テーマは今流行りのデジタル・デバイドで
ITU(国際電気通信連合)とか出てきて
国連英検との関連性も高いですが
いかんせん分量が多過ぎる…
なんと本文(設問は含まず)だけでA4プリント11枚に及ぶという鬼畜仕様
それで内容が簡単ならまだしも
numeracy(基礎的算数能力)やbode well for~(~への吉兆となる)など
英検1級レベルの単語が註釈なしに登場します
恥ずかしながら僕もthroughput(コンピュータの処理能力)という情報系専門用語を知りませんでした
おそらく特に最近の傾向としてこういう資料多読問題では難解な部分には拘泥せずに問われている部分だけをスキャニングしていく能力が要求されるのでしょうね
肝心の総得点ですが
この大学はどの学部も英語単体のS方式と英語+国語のA方式しかないという構成で
S方式では帰国の方が多く受ける可能性があります
またA方式の英語では上記の鬼畜問題が所要時間10分のリスニング問題に差し替えられているので
よほどリーディング特化型の方でなければA方式を主軸に据えた方が無難でしょうね
関西外国語大学さんの良いところは
このようにHPで解答含め可視化してくれていることですね
一番高いとこやとギリギリやないか〜いと思いきや
外部試験加点方式を採用していて
特に英検だけ期間制限が無いので
僕は+20で196(98%)というチートができちゃいます
あくまで国連英検対策の一環としての演習であって
実際に受験するわけではないですが
受けたらワンチャン特待行けるかも
と妄想が止みませんが
現実に引き戻って明日からまた日常業務に勤しみます◎