はやいものでもう2月も後半ですね。
北京はだんだん暖かくなってきてとってもうれしいです。
春よ来い、早く来い♪
お引越し
なぜか私のネット環境では、アメブロを開こうとすると突然再起動されてしまったり、とってもロードするのに時間がかかったりと不具合が多いので、ブログを引越すことにしました。
こちら です。
引き続きどうぞよろしくお願いします。
ガア子
宜家家居(IKEA) ヘ行ってきました
今日は念願の、宜家家居(IKEA)に行ってきました。
私はここの雑貨が大好きで、NYにいたころはマンハッタンからの無料シャトルで週末よく出かけて いったものです。
北京初日の空港からアパートまでのタクシー道中、思いがけずおなじみの青と黄色のロゴを見つけ、 嬉しさのあまりおおはしゃぎしてダックにあきれられた私。
この発見により、私の北京生活へのテンションが一気に上がったことはいうまでもありません。
先週やっとロンドンからの引越し荷物が届き、ダックの会社から借りていた生活用品一式を返却した ので、晴れて買い物に行く口実ができたのでした。
すでに行ったダックの同僚の奥さんの話だと、週末はすごい混み様らしいので、平日の今日しかも移 転の為セール中!を狙って行って来ました!
ラッキーなことに、1キロ1.2元のタクシーをつかまえることができ、買い物に出かける節約主婦のか すかな罪悪感を肯定する幸先の良いスタートです。(もともと北京はこのタクシー(ボロボロの赤い車)が主流でしたが、最近オリンピックに向けて( ?)新しいタクシーが激増し、街で見かけるのはほとんどこの1キロ1.6元の新車のタクシー。)
まだ中国語がダメダメな私は、”宜家家居”と書いたメモをドライバーに渡し、通じていることを祈 りつつ走ること十数分、なつかしのロゴが見えてきました!
しかし感激で気が動転して、記念すべき北京IKEA訪問の記念写真を撮るのを忘れてしまった。。 。
黄色の店内用の買い物袋を手にエスカレーターで2階に上がるとそこはいきなり今日の私のメイン目的のキッチン雑貨。
あーこれも欲しい、あれも欲しいと、次々と袋に入れていき、気がつけば移動できないほどの重さになってしまいました。
でもそんなときのため、エスカレーター横には買い物袋一時保管所があるんですねー。
監視係りの人もいて、安全。
これで他の場所も身軽に見て歩けます。
あたりまえだけれど、NJのIKEAと売ってるものが同じで、
あー、懐かしいー、あーこれ買ってNYのアパートに置いてきたんだよなー。同じ物をまた買うのも何だなー。NYに取りに行こうかなー。でも飛行機代高いじゃん!
と一人突っ込みしながら、ちょっと感傷的になったりしました。
たぶん、IKEAの隅から隅まで全部見て回ったのではないでしょうか。
気が付けば到着してから4時間も過ぎてます。
マズイ、夕飯の支度してないじゃん、しかもダックもう帰ってる。
こっそり帰って、買い物荷物を気づかれないように所定の場所にあたかも前からありました状態で置いておこう作戦は、計画以前に吹き飛んでしまいました。
このあせりに追い討ちをかけたのが、帰りのタクシー。
やっと一台つかまえ、荷物をすべて積み込んで住所のメモをドライバーに見せると、”この住所は知 らないから他のタクシーに乗り換えろ”のジェスチャー。
えー、そんなのありですか!
でも、行きかたを説明できるはずもなく、しょうがないので割れ物ばかりのとっても扱いにやっかい な荷物を恐る恐る下ろして他のタクシーに乗り込みます。
今度のタクシーは家の住所をバッチリ分かっているようなので安心し、ダックに帰るコール。
普通、ダンナが職場から、家で夕飯を作って待っている奥さんにするのが帰るコールですよね。
奥さんが買い物先から、お腹をすかせて家で待っているダンナに、”今から帰るから出前をとってお いて”と電話するのは何ていうのでしょう?
大荷物を抱えて帰ってきた私を見て、ダックがビックリしていたのはいうまでもありません。
いやー、大安売りで買いすぎちゃったー。すごい安かったんだよー、へヘへ
[今日の食事]
朝:トースト
昼:トースト
夜:蕨菜里脊繊(繊切豚肉と蕨の塩炒め)
雪菜炒年糕(おもちをスライスしたものと青菜を炒めたもの)
お花のお茶と、ロールキャベツ
今日は、先日カーフールで購入したお花のお茶”龍井八宝茶”を自分でいれて飲んでみました。
(お値段はたしか、小袋10個入りで12元とかだった気がします。)
オレンジの皮や菊の花など、いろんな具が入っていて、お湯をそそぐと柑橘系の良い香りがすぐに立ち上ります。
早く飲みたいのですが、熱いし、具をよけながら飲むのは慣れないのでちょっと一苦労。
お味は、2粒の氷砂糖のほのかな甘さと、香辛料のスパイシーな味が混ざってとても絶妙です。
日本で中国茶と言うと、ウーロン茶などシンプルなものが思い出されますが、こちらではバラの花のつぼみをそのまま乾燥させたものや、木の実を乾燥させて、お茶として売っています。
もちろん、ふつうの茶葉を乾燥させたお茶は数え切れないほど並んで量り売りされています。
でも、この”龍井八宝茶”がとても美味しかったので、しばらくは変り種のお茶に興味が行きそうです。
夕飯はロールキャベツに挑戦しましたが、あまりうまくいきませんでした。
新宿アルタの裏にある私の大好きなロールキャベツ屋さんを突然思い出し(名前が思い出せない 。。。年だわー。)、あの味がどうしても食べたくなって家で挑戦してみたのですが、結果は限りなく遠い味に仕上がってしまいました。
何がいけなかったのかなー。
煮物系は失敗することは少ないと思ったのに。。。
夕飯前のダックとの会話で、、
今日は何の夕飯?
ロールキャベツ
え?生(英語でロー)のキャベツ?
違うよ、ひき肉の具をキャベツの皮で巻くの。ロールキャベツっていう名前だから、洋食だよ。
知らないの? もしかしてロシア料理かな。
知らないなー、で、肉が生なの?
違うよ、ロールするからロールキャベツなの。ちゃんと煮込むから心配しないで。
あー、ロールドってことね。ロールじゃ分からないよ。
でも、日本ではロールキャベツで名がとおってて、学校の調理の時間とかに習ったりするくらい有名 な料理だよ。まあ、食べてみて。
なんて、期待させることを言ってしまったので、準備している間ダックはとっても楽しみに待ってい たのに。。。
ごめんよ、なんだかとってもマズイ物ができてしまって。
しかも、イギリスから運んできた最後のトマトスープも使ってしまったよ。
初めてロールドキャベツなるものを食したダックは、
Looks good! (パクッ 沈黙) この味はガア子が期待していた味なの?
うーん、まあね。
Not bad. (悪くないね。) ←*イギリス人はどんな最悪な状況のときでもこの言葉を使う。言い換えれば、この言葉が出るということは最悪な状況なわけである。
自分の料理の評判が悪くならないように、あくまでも失敗を認めるようなことは言わず、ロールキャベツとはこういう味なのだとダックに言い聞かせ、私はラテンダンスのレッスンにサササーと逃げて行ったのでした。
その間にダック、吐いてたりして。。。。
[今日の食事]
朝:ヨーグルトかけオートミール
昼:豚肉餃子
夜:ロールキャベツ、卵焼きかけ炒めご飯
北京でビザ申請 初体験
今日はビザの変更を届けるために、安定門近くの北京市公安局まで行ってきました。
現在の私のビザは、三ケ月のシングルエントリー観光ビザなのですが、今回申請するのは1年有効のマ ルチプルエントリー観光ビザです。
シングルエントリービザのおかげで、私の新婚旅行は中国国内に限られてしまったという因縁のビザ。
来月ダックの友人の結婚式が韓国であるので、それまでにはなんとかしようとダックが頑張ってくれ ました。(もっと早くやってくれれば新婚旅行に本物のハワイにいけたのに。。ブチブチ。。)
ダックの職場の都合で、今後一年は観光ビザの私。
もちろん、このビザでは働けません。
どこか労働ビザを補助してくれる会社を募集中です。
ビザの申請は、まず公安(警察)で写真を撮影し、そこでくれるバーコード状のシールを持って下の 階で写真の支払いをします。
支払いした証明とバーコードを持って写真を受け取る所にに行きます。
写真を申請用紙(ダックの会社で用意してくれたもの)に貼り付け、受け付け窓口に持って いきます。
ここでは一列に並ぶようにロープがはってあり、フォーク並びにならなくてすむようになっていたの で ”お、やるじゃん”と思ったのもつかの間、後ろの人が私たちを飛び越して空いている窓口に行こ うとするではありませんか。
もちろん”オイオイ!!私たちが先だ!”と、子供の目からしても明らかなことを改めて言わなけれ ばならならないのがココ北京。
窓口では、在留許可証、パスポート、婚姻証明書をコピーしてくるように言われ、ダックがダッシュ でコピーしに下の階に行ってくれました。
私は、その間窓口で陣取っています。
しかしここでも、列に並ばず横から私たちの窓口に横入りしてくる人がいるではありませんか。
でも、私はダックのコピー待ちなのでいまいち文句も言えず、横入りしてくるくらいだからすぐ済む 質問か何かだろうと思って大人しくしていました。
そんなこんなしている間に、窓口を待たせていると思っているダックが息を切らして戻ってきました 。
でも、彼らの問題は簡単に済むようなことじゃないらしく、今度は私たちが待たされることに。
なぬ~。
でも、窓口の人が私たちの処理を優先してくれ、必要書類とコピーと私のパスポートをまとめて輪ゴ ムでとめ保管し、28日に新しいビザを取りに来るようにと黄色い控えを渡されて、今日のところは無事おわ り。
もっといろいろ質問されたりして面倒くさいと思っていたけど、あっけないほど簡単に済んでしまい 拍子抜けしましたが、まだまだ受理のときにひと悶着あるかもしれませんので、油断してはいられま せん。
無事韓国にいけるのでしょうか。。。
[今日の食事]
朝:梅干おかゆ
昼:トースト、ベーコン、卵焼き
夜:昨日の出前の残り
あぶないマッサージ
今日は朝からすごい頭痛で、午前中は寝込んでました。
先週ちょっとネットをやりすぎたのが原因か、睡眠不足が原因か、昨日人ごみを歩き回ったのが原因 か分かりませんが、吐き気までしてきます。
とりあえず何もしないのも何なので、たまっていた洗濯だけしてソファで横になります。
それでもやっぱり左後頭部と左の肩甲骨のあたりがとっても痛いー!!
午後の中国語の授業はなんとかこなし、アパートのプールに行って少し運動すればなんとかなるかと 思ったけどダメで、どうしましょうと思っていたらダックが帰宅。
ダックはダックですごい頭痛がすると言ってアスピリンを飲んでいます。
ボロボロな夫婦です。
これは、近所のマッサージ屋さんに行くしかない!
ということで、二人でヨタヨタと歩いていきました。
夕方早い時間だったので混んでいなくて、二人同時にマッサージを受けることができラッキー。
前回は一人しか空いてなくて、ダックは道をはさんだ違う店に行った(ここも一人のみ可能だった) のでした。 狭い部屋にマッサージチェアーが2台あって、ダックと二人でそれぞれに横になります。
私の担当のお姉さんは前回と同じ人で、女の子なのにとっても強い力でツボを押してくれるのでかな り効きます。
最初はあお向けで、頭、顔、腕、足のマッサージをし、次にうつぶせで背中、腰、足のマッサージ。
私を悩ませている左の背中のコリを集中してやってくれるようにお願いしたら、すごい勢いでつぼ押 しをしてくれました。
おかげで、一日中悩まされた頭痛もかなりスッキリし、体も軽くなって、とっても快調で帰宅。
しかも、お値段は一時間の全身マッサージでたったの58元。(約800円!!)
この間は私一人だったので会話は成りたたなかったのですが、今日はダックが女の子たちとおしゃべ りして、彼女たちはモンゴルから来たとか、私たちは近所にすんでいるとかいろいろ話してました。
でも、ダックが後で、
ガア子、今日結婚指輪してるよね。
うん、してるよ。
僕もしてるんだけど、彼女たちは僕達を夫婦と思ってないみたいだよ。ふつう奥さんのことを効くときは、「あなたの太太(奥さん)は何してるの」と聞くのに、「彼女は 何してるの」と聞いてきたもん。
何ですとー!!
愛人と思われたのかなー。それともW不倫?!
それとも、彼女達もダックをねらってる?
今度来るときは、今日の私の担当のお姉さんをダックに担当させることは絶対に阻止しよう。
だって、彼女の巨乳がマッサージをする間中体や手にあたって、とってもアブナイんですもん。
しかも、この間は部屋を真っ暗にしてマッサージを始めたので、まさかここはそういうマッサージ屋かと心配してしまいましたからね。
夕食はダックが出前をとろうと言ってくれたので、楽チン。
ダックごめんよ、私は怠け者の妻で。
でも、モンゴル娘になびかないでね。。。
[今日の食事]
朝:ヨーグルト
昼:餃子
夜:干貝芥菜(干しホタテと青菜のアン)小河蝦炒非菜(小海老とにらの炒め物)
三里屯ヘいってきました!
今日はバスと電車を乗り継いで三里屯へ行ってきました。
ここは、東京でいう六本木のような所で、外国人向けのバーやレストランが沢山あり、道行く人の半 分以上が外国人というようななかなかインターナショナルなエリアです。
三里屯のバス停でバスを降りて、巨大なビールジョッキを右目で見ながらメイン通りをブラブラ歩いていくと、屋外テーブル好きな外国人が、寒空の下コートを着ながらコーヒーとか飲んでます。
まるでここは パリ!ぱり!巴里!
久々に西洋の空気を感じ有頂天の私。
そして、今日のお目当ての場所”Nali”と呼ばれる一角に到着。
ここは、日本人の経営するおしゃれなバー”Jazz・ya"の南にあり、可愛い洋服や雑貨のお店があるとの情報。
なるほど、原宿の竹下通りほどは大きくないけど、竹下通りの裏通りのような雰囲気の小さなアクセ サリー屋さんや洋服屋さんが10個くらい並んでいました。
しかも、どのお店もお洒落~!
でも、合計100元しか持っていなかった私は、ここではTシャツも買えないショボさです。
今度来るときは、しっかり現金を持ってこようと心に誓い、次は庶民の味方 ”雅秀市場”へ徒歩で 移動。(約5分)
ここは、あらゆるバッタものやお土産ものが手に入り、しかもあなたの腕次第でかなりディスカウン トできるところです。
Naliのお店を見た後なので、すべてがとってもお得に見えてしまうヮ。
今日の戦利品は、
ランチョンマットとお箸とナプキンの6個セット 25元(約350円)
ティッシュペーパーBOXカバー 10元 (約140円)
テーブルクロス 30元 (420円)
すべて、最初に言われた値段の半分以下に値切って買いました。
本当はもっと安いのかもしれないけれど、売り子の女の子たちが一生懸命なのでこの辺で折れておきました。
だいたい買い物のパターンは、
私:いくら?
女の子:80元
私:うーん、私そんなにお金持ってないから、また今度来る。
女の子:いくらなら買う!
私:お金ないの今日。
女の子:No, No, いくらか言って!
私:今日は30元しか持ってないの。
女の子:冗談じゃないよ。安すぎる!
私:でもそれしか持ってないんだもん。じゃ、またね。
女の子:OK. OK. 30元でいいから。あなたうまいよ。次もウチで買いなさいよ!
会話は今のところすべて英語だけど、もう少し中国語を頑張って次回は中国人のふりして買い物でき るようにしたいものです。
[今日の食事]
朝:オートミール
昼:海鮮アンのせご飯@雅秀市場
夜:ダックの手料理 牛肉と油菜の炒め物
村の中の大人のお店
今日ダックは、同僚と頤和園周辺でジョギングをするという約束をしていた。
昼ごろ勇んで出かけて行き、2時間くらいして戻ってきたと思ったら、
ガア子! 今日は頤和園の近くの村を通り抜けたときにすごいものを発見したんだ!
何?何?
一軒の家の窓に、ビニールの金髪の人形がいたんだ!
え~!
アダルトショップが、田舎の村の中に普通にあったんだー!
5年前に来た時は、ポルノなんてご法度だったし、ビキニの水着なんて売ってもいなかったのに、時代は変わったなー。
と、変なところで中国の時代の変化をしみじみと感じていたダックでした。
何でお土産買ってこなかったの!
と突っ込みをいれるのを忘れませんでしたケド。
しかし、タクシーで頤和園へ行き、タクシーで家まで帰ってくるジョギングって、中国にいるからしかできないことでしょう。
ロンドンも東京もタクシー高いからね。
ちょっとお得な情報
北京の大きな公園はだいたい入場が有料(20元くらい)なんだけど、年末に限って年間パスが200元で発売されるらしい。
そしてこのパスは、市内の20個あまりの公園に無制限で入場できるとってもお得なパスなのだ。
今年はのがしたけど、来年は気合をいれてGetするぞー。
[今日の食事]
朝:ヨーグルト
昼:餃子
夜:チーズトースト
ジェニ子のパーティーの、オリーブペーストのせバゲットと、トマトのせバゲット
はじめてのケンタッキーフライドチキン in 北京
今日の夕方、ダックの食のワガママをかなえてあげるために、バスにのって15分くらいのカーフールに買い物に行きました。
私って、なんてケナゲな妻なんでしょう。
ダックは食に関してはフレキシブルで、現地のものを食べ続けるのも苦にならない楽な体質だけれど、毎日欠かせないおやつはトースト。
何がなんでもトースト。
飲んだ後とかにちょっと小腹が空いて食べるのもやっぱりトースト。
日本人のラーメンの感覚なんでしょうか?
でも、中国のスーパーで売ってるパンは日本のパンと似ていて、やわらかくて白い食パンやお惣菜パン。
私にはとってもありがたいのですが、ダックはどうも納得いかないみたです。
イギリスにいたときのダックの好みは、色んな穀物が入ったとっても硬いパン(外側は武器になりそうなくらい硬いんです)。
北京では、ケンピンスキーホテルのパン屋さんで手に入るのですが、家からは遠いのでわざわさパンを買いにだけ出かけるわけにはいきません。
バスで行けるカーフールのバゲットはダックのOK範囲内ということで、ちょうどバターも切らしていることだし、今日は天気もよくてあったかいのでちょっとお出かけしてみました。
今日のもう一つのお目当ては、バター。
そうですねー。トーストには欠かせませんねー。
中国のスーパーでは中国産のバターを見かけることはほとんどない!
今まで見たバターは、ほとんどニュージーランド産。
フランス産のあるけどちょっとお高めです。
北京に到着してすぐバターだと思って買ったものは、変な色(オレンジ)のマーガリンで、ダックに大不評でした。
私にはその違いがさっぱりわからなかったんですけど。
中国では牛がいっぱいいて牛肉やミルクは自給自足してるから(予想)、バターやチーズももっと普及してるんだろうと思っていましたが、原料があったって食文化が違ったら売ってるわけないですよね。
カーフールはフランス系のスーパーなので、もっと輸入品が沢山あってもいいと思うのですが、売ってるものはほとんど中国のもの。 お客さんも中国人。
でも、現地人向けに商売するのは、成功の秘訣なんでしょうね。 いつ行ってもすごい混んでますもん。
マイナーな輸入品をお目当てに来る外国人を目当てにしてたら、商売成り立たないんでしょうね。
残念ながら。
バターとバゲットとチーズはゲットして帰る途中、KFCの香りについふらふらとお店に。
中国のお正月バリューパックを見つけて、地域限定(しかもこれは期間限定!)商品に弱い私は迷わずお買い上げ。
ちょうどそのときダックから電話。
まだ帰ってこないのー? お腹すいたよー。
もうすぐ帰るから。 夕飯も買ってあるからね。
それって、作らなきゃいけないもの? それともすぐ食べれるもの?
KFCだよ。
Oh No~!!! まあ、いいから早く帰ってきてね。
あ、そういえばダックはファーストフードあまり好きじゃなかったんだ。
でももう買っちゃったもんねー。
でも、これっていわゆる典型的なイギリス人の、アメリカのものを小馬鹿にするシニシズムだと見てる私。
だって、何だかんだ言っても結局おいしそうに食べるんだもん。
中国正月限定バージョンのKFC、スパイシーでなかなか美味しかったです。
日本でもお正月限定バージョンってあったのでしょうか?
コッペパンのようなものと、とうもろこしのバターゆでに割り箸が刺さってるものと、ぺプシがついて59元(800円くらい)でした。
今日の食事
朝:オートミール
昼:ふりかけご飯 またか!
夜:KFC 中国お正月限定バリューパック
今日の単語
バター = 黄油
ダックの悲劇
今日は、ダックが帰宅後やけに私のことを気にかけてくれて、
「今日は僕が夕飯を準備する」
と言って、ご飯とビールを用意してくれました。
私は何の疑問もなくラッキーと思って、すべてお任せしてニコニコとディナーの席につきました。
そうしたら、ダックが
「ガア子、今朝何か怒ってた?
僕が起きたときガア子はリビングのソファーに寝てて、僕がトイレに行ってる間にリビングから消えてたから夢遊病でアパートの外に出て行っちゃったと思って心配したよ。
でもベッドルームを見たらベッドで寝てたから、起さないで出て行ったけど。」
だって。
私は、昨日ブログをUpしたりネットを見てたりでベッドに入ったのは2時近かったんだけど、なぜだか寝付けず、このままではベッドで動き回ってダックを起してしまうと思って、水を飲みにキッチンに行ったついでにリビングのソファで横になったら、そのまま寝てしまったのです。
そして、朝ダックが起きてきたのを感じて、寝ぼけながら寝心地のよいベッドへ移動したのでした。
でもダックは、私がダックの何かについて怒っていると思って一日中自分の何が悪かったか考えてたらしい。
なんて可愛いダック!!
私は、私が怒ってる?何について?!と言ったら、
ダックは それは一日考えても分からなかった。
だって。 かわいいー。
ダックは男3人兄弟の中で育って、今まで付き合った彼女は最長6ケ月だから、いまいち女心が分からないと自分で思い込んでいるらしく、私が寡黙になっていると自分が何かしてしまったのではないかと思ってとっても心配してしまうらしい。
私はあまりダックを心配させてもいけないので、
私がしゃべらないときは、以下のうちのどれか
1.寒くて口をあけられない
2.頭が言語を発するまで働いていない
3.何も考えていないだから、心配しないでね。
と言ったら、
何も考えていないことがあるなんて信じられない!
と、とってもインテリジェンスなダックらしい反応が。
すいませんねー、私は何も考えていなくてボーッとしていることがあるのです! 頻繁に。
ダックの今朝の悲劇第二段
朝食にオートミールを食べようとして我が家にある最後のオートミールをお皿にいれ、我が家にある最後のミルクをかけ、そこに大好きな砂糖をかけて ”今日も元気に一日が始まるぞー” と一口食べたらこの世のものとは思えない異様な味がしたらしい。
驚いて、砂糖のパッケージを見たらなんと味の素だった!
実は、我が家は昨日の引越し荷物の到着でいろいろなものを移動して、ちょっと分かりづらくなっていたのでしたのです。
しかも中国の味の素は可愛い赤いふたのビンになんて入ってないので、まだ調味料の入れ物を買ってない我が家ではパッケージのまま使っていたのでした。 とってもわかりづらいですハイ。
しょうがないので、ダックは我が家にあった最後の朝食をごみ箱に捨て、我が家にあった最後の食料のバナナ1本を食べ、会社の売店でご飯を買おう!と思って出かけていったらしい。
でも、今日に限ってなぜか売店が空いてなくて、
僕は朝とっても空腹だったよー。
だって。
とってもかわいそうなダック!!!
でも、味の素大盛りかけオートミールを食べたときのダックの顔を想像して笑いがとまらなかった鬼嫁です。
でも、ダックは私の笑い顔を見てとっても安心したよう。
私ってそんなに怖いかしら??
今日ちゃんとオートミールの買い出ししておいたからね。
味の素も見えないところに隠しておくことにしませう。
今日の食事
朝:ダックはバナナ1本 私はコーヒー
昼:豚ひき肉とピーマンの味噌いため(冷凍しておいたもの)
夜:茄子とひき肉の炒め物 アサヒスーパードライ
引越し荷物到着!
今日は、待ちに待った私たちの引越し荷物が到着する日です。
約一ヵ月半、キャンプ並の最小限の荷物で生活してきた私たちは、この日をどれほど待ち望んでいたことか!
これで着まわしの為の毎日の洗濯から解放されるわ!
朝10時過ぎに家のベルが鳴り、引越し業者のお兄さんが英語で「これから運び込みますが、荷物の保管状況を見ますか?」と聞いてきました。
せっかくなので、どんなふうにイギリスからはるばる中国まで送られてきたか見てみることにしました。
しっかり木のコンテナで梱包されていて、どこも破損の様子もないし、風雨に野ざらしにされていた感じでもないのでホッとした私。
オッケーサインを出して、さっそく荷物の搬入に取り掛かってもら いました。
10人くらいの作業員の人たちが、次々と荷物を運び込み、私と英語を話す業者の現場監督 で、どこに運び込むか指示をします。
その後、梱包を解いてもらうのですが、しっかり見ておかない と空いてる棚にどんどこ突っ込まれていくので、家中を歩いて回って目を光らせていたら、自分が作 業したわけでもないのにとっても疲れてしまいました。
でも、これを自分でやっていたら気の遠くな るような作業になったわけで、やっぱりこういう面倒なことはプロにまかせるのが一番と勝手に納得。
それでも、荷物を整理しなおしたり、荷物の配置を変えたりとまだいろいろ作業があって、ダックが お昼に帰ってきたときは、あまりの空腹で自分のぶんだけのお昼を作って食べようとしていたタイミ ングで、でもダックのお昼を作ってあげる気力も、会話をする能力もゼロになっていて、
「ごめん、本当に疲れたから、ちょっと一人にさせて。ちなみに、この家に食料はないよ」
と星一徹ならちゃぶ台をひっくり返されていた暴言をダックに吐きつつ、疲れのあまり愛想笑いもで きずにひたすら自分ひとりで昼食をとってしまった。
ちなみに、今日のお昼のメニューはご飯と味噌汁だけ。
でも、その中身がとっても通なので紹介しちゃいます。
まず、おかずはぴーちゃんにお土産にもらった深見梅店の;紀州梅 と、”おこちゃまの味”という概念をすっかり覆されたイオン㈱の魚の骨のカルシウム入りたまごふりかけ 。
味噌汁は、本物よりも美味しくてびっくらこいて腰を抜かしかけた、AMANO FOODSのフリー ズドライ味噌汁シリーズのシジミ汁 。
どれも頂き物なので値段は知らなかったけれど、リンクをつけるんで調べてみたら3社ともHPがある し ネットで買い物できちゃうのね。
しかも、結構安いし。(ロンドンの日本食の物価高と、北京の ありそうでない日本食の苦労から、便利な日本がとってもうらやましいです!)日本ではおとり寄せがブームらしいけど、楽天とかで気軽に安全に簡単に買い物ができるから、普段 使いをちょっと贅沢にするにはとっても便利ですねー。
かわいそうなダックちゃんは、冷凍庫から旅行前に冷凍しておいたパンと、賞味期限が怪しげな使い かけのベーコンを取り出し、自分でベーコントーストを作って食べてました。
食後一休みして、中国語のレッスンをなんとか切り抜けたあと、またアパート中の片付け。
夕食も食にあぶれることを心配したダックが、「今日は出前をとろうか?」と言ってくれたので、ふ たつ返事でお願いしたダメ主婦です。
でも、かろうじてご飯だけは炊きました。
中国のご飯はあまりいただけないので。。。
大もり美味の出前中華2品で43元(500円くらい)と激安で、これじゃ作るより美味しくて安いじゃん!と、一気に家庭料理のモチベーションが下がった私だけど、お料理はけっこう楽しい家事の一つなのでこれをしなくなってはダメ主婦一直線というわけで、がんばって安くて美味しいお料理を家でも作れるようにしようと心に誓った瞬間でした。 さて、どれだけ続くでしょう。。。
引越し荷物の中から、イギリスの有名スーパーTESCOやMORRIAONSのナイロン袋がいっぱい出てきて、 ちょっとロンドンのホームシックになったスーパー好きのガア子でした。
今日の食事
朝:ヨーグルト
昼:卵ふりかけ+日の丸ご飯 シジミ汁
夜;富貴豆花(豆腐、グリーンピース、コーン、海キュウリのあんかけ風)
多村扒茄子(茄子とひ き肉の油びたしのようなものにニンニクの刻んだものがたっぷりのっている)