今年は確定申告の仕事がうまく回らず何度か休日出勤する羽目に。
12月~3月の陶芸教室の萩焼10回のうち、2回休んだことでこんなことが起こってしまいました。
 
素焼きが遅れて出来上がってきたので、持ち越しで今日釉薬掛け。
出来上がりを楽しみにしている萩焼の大ぶりのカップ、こんなふうに素焼きが出来上がっていました。
 

 
まだ事態に気付いていないワタクシ、ブログ用にこうして写真を撮っておりました。

人さまの焼き上がった作品を拝見して、先生と「こんな釉薬もあるんですね」なんて話をして釉薬掛けの下準備に取り掛かります。
ところが3点とも取っ手のところに問題が。
ヒビです。
ただし、反対側にまで届いているものはなく、そんなに深くは無さそうだったので、サンドペーパーで削ることにしました。
ちょっと削るとヒビが見えなくなったのでホッとして、削った粉を飛ばしにコンプレッサーを掛けます。
すると、ヒビが蘇ってくるけれど削った分だけ浅くなっているので、再びサンドペーパーを掛けて、またコンプレッサー。
3点にひたすらそれを繰り返して1時間半くらい経って、どうしても2点はまともに出来上がらないことが判りました。
 
受け取ったときには、ちゃんとしたカップが3点出来ると思ったのですが
 
ららららら・・・・・
 

長時間削っていたら、生地がうすくなっていました。ピンボケになってしまったけれど、取っ手の右側が薄くなっているのは判っていただけると思います。
 

出来上がったら母とワタクシと、野菜をくれる友達(書いた順番は3番目だけど、差し上げるときには3点並べてまず彼女に選んでもらいます)

 
2つをあきらめた旨を先生に報告して、ふと時間を見ると教室が終わるまで30分。
なんとか、残った一つに釉薬を掛けましたが、気落ちしていたのと時間的に焦ってしまったので釉薬掛けも不満足な出来栄え( 一一)
 
焼成は5月の上旬になるそうなので、出来上がりはしばらく見られませんが、きれいでなくても今回はそれで良しとすることにいたします。
 
先生が終わりに「本体が乾きすぎた状態で取っ手を付けてしまったかもしれませんね」と教えて下さって、少し湿気を与えてから付けるなど気を付けはしたけれど、やっぱり取っ手を取り付ける前に休んだのが原因だなと思い至ると諦めがつきます。
 
この「残念」がここ数か月のワタクシの人生の不調の厄落としになることを期待しますニコニコ
3月にかたちになった、ここまで生きてきて何故こんな事態がいま起こる?と思った出来事でかなり滅入りましたがひとまず落着。
若いころ思っていたように、年齢を経たら穏やかに日常を過ごせるわけではないのは周りを見ていて判っていたけれど、エッ?と思うようなことが起こるんですね。
 
起こったことは3週間を経て一件落着。
それは長い年月でいつの間にか溜まっていたガス抜きになったけれど、同じことが起こったら今回よりも事態は怖い。
 
メンタルが弱っていたこともあって仕事も不調が続いていたけれど、定年退職まであと9か月。
これだけは何とか円満に達成したいものです。
そうしたら、ワタクシが勤め先の定年退職第一号!
一番になれることなんてそうそうないから、せめてこれだけは(笑)
 
by マヌカン☆
 
今回、陶芸の話と身辺の話は分けようと思っていましたが「厄落とし」で繋がってしまったので一つの記事になっちゃいました。
というわけで、いつもと違いフォントのサイズも色も基本のままにしました。^^