落語を聞きに行く日には仕事を午後から休みます。
わざわざ半休をとって何をしているかというと、2時間の睡眠補給。
それと、大昔のことですが急に仕事の都合で定時に出られなくなって、イベントに行けなかったことがあるので、そんなことが無いように。
 
すでに仕事の繁忙期に入っているので、月末(1月は書類の提出期限が重なります)の前日に、まだ送信できていない仕事が溜まっていて、それを片付けるために前日は10時までお残りしてしまいました(´;ω;`)
そういう時はタクシー帰宅(近くでよかった)。
頭が冴えてしまっているので韓ドラをいつもより余計に見たりして、寝たのは2時でした。
それでも鯉昇さんの独演会のためなら頑張れます。
 
なんばウォークから地上に出るエスカレータが定点撮影の始まり地点。

 
第2地点、ちょっと手前から撮りました。
午後6時頃、千日前の景色です。

 

 
次は10円パンの店。値段は250円なんですね。

 
 
次はちょっとブレてしまいました。
けっこう撮り飽きた写真だけどな・・・・と思いながら写そうと見ると、あら・・・・新色登場!
「勉強せんとこうなる」シャツには赤いのもあるんですね。どれだけ長い間同じシャツを写してきたかなぁ・・・・と感慨に耽ったりして

 
はじめて見るかたのために:これは道頓堀の通りに出る角にある金龍ラーメンの看板?の、はみ出した尻尾です。

 
道頓堀ZAZA POCKET’sに到着。
この隣にZAZA HOUSEがあります。

 
整理番号が50番だったので、前のほうの席を探すのははじめから諦めて、後ろの通路側の席を選びました。とは言ってもpocketは小さな会場なので、うしろのほうでも鯉昇さんはよく見えます。
座席に置いてあったチラシが二豆さんのものだったので、今日の開口一番が二豆さんだと知りました。
二豆さんを開口一番で見るのは久しぶりです。
 
鯉昇さんの「長屋の花見」は、楽しかったです。
登場する人が生き生きして存在感があるんですね。
うまいなぁ・・・・やっぱり来てくれる時にはぜったいにチャンスを逃したくないって思います。
 
鯉昇さん2席目の「味噌蔵」
出だしを聴いて「味噌蔵だ!」嬉しかったですね。ワタクシこの噺を鯉昇さんで聴くのが好きなのです。
とにかくケチな味噌屋の主。
縁談を勧める人に「ご飯を食べるから、嫁はいらない」と断るも「そんな了見の人とはおつきあいを止めさせていただきます」それが商売も含めてのことだと言われてしぶしぶお嫁さんをもらいます。
そのお嫁さんを2階に住まわせて自分はそこに出入りしないようにしていたのですが、寒い冬の夜、自分の布団はちっとも温かくないものだからお嫁さんが仕度で持ってきたフカフカの布団を目当てに2階に上がって行きます。フカフカの布団を借りるよりももっと温かいものに気付いた味噌屋の主、その晩だけではもちろん終わらず。
そうしているうちに「赤んぼが出来ました」と報告を受けて驚き嘆きます。
 
主の度を越したケチに日頃苦労させられる奉公人一同、嫁の実家でのお祝いの席に呼ばれた主がいない夜に、念願のご馳走をあちこちの店からとってどんちゃん騒ぎをいたします。
そこに主が帰ってきて・・・・そこでオチがついてこの噺は終わります。
 
「宿屋の富」富くじで1等を引き当てる噺はいくつかありますね。
この噺では、宿屋で自分が大家の旦那でお金が余って仕方がないと大ぼらを吹いている男。ホントはお金が無いのです。
それでも厭味な人ではないので当たったときには聴いているワタクシはホッとしました。
終わりの演目はやはりこういうものがいいですね。
たとえば「死神」なんていう噺を演られると帰る道で穏やかな気持ちではおそらくいられないから(笑)
 
ワタクシ達を楽しませてくれた鯉昇さん、今回の ZAZA POCKETでは会場が小さかったようで、たしか次回は別の会場で行われます。
コロナ禍で落語会の客足が減ってから吉田食堂さんが使う会場も小さめになっていましたが、やっと回復してきたのかなと感じます。
 
 
終演後、「番組表」を写真に撮ったワタクシ、エスカレータで地上に上がります。
 

なるべく短い時間で着けるように行きは自分で思う最短ルートで会場に行きますが、そうなると写真が「定点撮影」になってしまうのは仕方のないこと。
・・・なんだけど、読んでくださるかたに申し訳ない気もするので、この日の帰り道は地上に出てから右に進んでいたのを「左」に向かってみましたキョロキョロ
夜の9時にこんなに人が歩いていますが、ほとんどは旅行者です。

こちらに向かって歩くとこんな看板もあるのです。
「カール」がもう関東では売られていないことを知ったのはほんの数か月前。
昔はチーズ味が人気があって、当時苦手だったワタクシは食べる機会は少なかったのですがカール小父さんが手に持っている「うすあじ」をいただく機会があって、「油で揚げてない」のを知ってからこの頃たまに買って食べたりします。

派手ですよねぇ・・・・道頓堀の立体看板は。

えっと戎橋だったっけ・・・・
とにかく賑やかで、何か演奏している人がいて、立ち止まって見ている人いて、いろんなところを背景にして写真を撮っている人があちこちにいて、このオバサンにはちょっと歩きにくいところ。

大阪名物の5本の指に入りそうなこれ。

橋を渡り終えて心斎橋駅に向かうワタクシでありました。

 
by マヌカン☆