作品の写真よりも先に猫さん写真(笑)

 

 


窯出しされたばかりの作品を受け取ってきました。
 

持ち帰って母に見せたら「テディ?」って訊かれました。

「横に竹が描いてあるでしょ」

クマさんには見えないと思ったのですが、昔マスコットを作るときに顔に逆三角形のラインが入ったのでそこから連想したそうです。

 

「皿は(絵付けが)うちの子に似てるけどね」と言い足すと、そこは納得していたみたいですが、写真を並べるとそうでもないようにも思います。

 
皿の絵、似ていますか?

 
同じトラの絵で2点は汁物用に作りましたが、思ったより縮んだようです。
肉厚に作る志野焼で汁物が冷めにくいだろうと思ったのですが、容量が少なくなってしまっては保温効果は期待しにくいですね。
 
とは思いつつも、決して世間には売っていない、韓国ドラマ由来のお気に入りのイラスト(オリジナルから少しアレンジは加えましたが)のある、ぼってりと重みもあって手に馴染む食器が出来上がって、ワタクシささやかな喜びを味わっておりますニコニコ
 
釉薬が素通しの透明になってしまうのを心配していましたが、いい出来上がりになっているのには、ひとえに焼成してくださった先生のお陰ですニコニコ飛び出すハート

 
 
気になっていたトラさん志野だけ窯出ししているところから貰ってきたので、他の作品(茶碗)は、来週載せる予定です。
 
 
 
志野焼と並行して作り始めた作品の一つをようやく素焼に出しました。
段取りが悪くて、同じような直しを繰り返して時間ばかり掛かってしまったものです。うまく行かないのに嫌気が差して、表面を全部削り取ってやり直そうと霧吹きで水を振りかけ、布を掛けました。
 
陶芸は10年くらい続けていると思いますが、こんな気持ちになったのは初めてのこと。
 
布をかけて、手と道具を洗いに行った洗い場で人と言葉を二言三言交わして、自分の表情が満面の笑顔になっているのに気づいたときに、なぜか気分がスーッとしました。
 
で、席に戻って布を掛けた作品を見て思ったのは「これを作る要領は判ったけど、表を削り取ってやり直すよりも、ここから仕上げて手元において使おう」でした。
 
楽しみでやっていることで苛立ちを覚えることもあるものなんですね。
長い前置になりましたm(_ _)m
これがその作品(素焼前)です。
 
何年やっても伸びしろがい〜っぱいです(笑)
 
by マヌカン☆