「にまめのこまめ」に行ってきました。

桂 二豆さんは、吉田食堂さん主催の落語会の開口一番で見た噺家さんの中でただ一人ワタクシに自分の独演会に足を運ばせた人です。

ツギハギ荘は、その名から想像できるように元々は古い住宅なので、小さな会場です。

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席に置かれていたのは、いつもの手作りの「ご挨拶」。お豆さんが二つ描かれているのが可愛いですね。

因みにこの会、会場よりも先に日取りは決まっていました。「6月4日は蒸し豆の日」ということでニコニコ

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ワタクシが会場に着いて、急な階段を上がったところで受付をしていたのは浴衣姿の二豆さん本人。今回は受付の人を頼めなかったとのことで、そういえば吉田食堂さんの落語会でも受付をしているのはいつも吉田さんです。

続けていくには赤字ではいけないんだとあらためて思い出しました。

とはいえ、開演5分前にはまだ二豆さんは受付に立っていて、「ん?いま何時?」とワタクシが時計を見た開演3分前には洋服姿の男の人が受付にいました(弥っこさんだったようです)

 

玄人とは言え、5分の間に着物(羽織も含めて)を着られるものなのですね。

 

いつものように「始まって5分間は撮影自由です」「お客様から要望はないのですが、ワタシが人気者気分を味わいたいので」ということでワタクシも席から下手な写真を撮らせてもらいました。

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これは中入りの時に写した会場の写真です。

左に写っている人で視界が塞がれて、なんだかラジオを聴いているような状態の時間がほとんどになってしまって、それでも足を運んでいるからには何とか表情や所作も見たいものだと、時々右に体を傾けて首も傾けてみたけれど(ワタクシの後ろにも座っている人がいるので極端なことも出来ず)一日たった今日も肩こりがしますキョロキョロ

 

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Twitterからお借りしてきた、この日のチラシの画像です。

二豆さんの会で出る噺家さんは皆さん先輩の噺家さん。

今回の弥っこさん、ワタクシは初めてのかたでしたが、上の写真のご挨拶の中に二豆さんが「義太夫がお好きで、舞踊の名手で流麗な中にもどこかおかしみのある高座・・(中略)本日もたくさん、お力をお借りいたします」と紹介を入れています。

 

なかなか粋な先輩、会場をしっかり盛り上げていました。

また弥っこさんの演目「胴乱の幸助」は、ワタクシが好きな噺。知ったのは米團治さんで、ですが劣らず面白かったので、貰った落語会のチラシの弥っこさんのものをチェックしたりしてニコニコ

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「牛ほめ」「悋気の独楽」も楽しませていただきましたが、ラジオ状態で聴く時間が長くてワタクシの集中力が落ちていました。

次回は、席が選べるように早く会場に入ることにいたします。

 

by マヌカン☆