会場に向かう道で撮るのでいつも同じような写真ですがいちおう「撮り下ろし」ですキョロキョロ

 

数日前に将棋の藤井四冠のコスプレで一躍注目を浴びた?道頓堀太郎さんです。

この人形の横にある下りのエスカレータを下りたところが道頓堀ZAZA。

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1月25日にこの会場に来たのは、表題の「鯉昇がゆく2」を聴くため。

テレビで見ていて「この人、いい!」と思った人の中から選りすぐりの人が吉田食堂さん主催で小さな会場で噺を聴けるのは本当にラッキーなことだと思っています。

 

大きな会場だと噺家さんとの距離が遠くて「LIVE」であっても芸が見えなくてもどかしく思います。

 

「鯉昇がゆく2」、開口一番は 桂 源太さんでした。

「開口一番」で源太さんを見るのは3度目かな。初回は「源太さん、あなたが進むのは落語の道でいいの?」と疑問に思ってしまう程 アイドル路線のビジュアルを持つ若手です。

ワタクシこの日に気づきました。

 

源太さんはずっとキラキラの笑顔のままで話せる人です。ホントにいいの?この道で・・・

本当に余計なお世話ですねニヤニヤごめんなさい

吉田食堂さんが招く噺家さんなのですから、もちろん噺も大ウケしています。

 

で、鯉昇さんですが、この日の演目は

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「蕎麦処ベートーベン」 

ベースは「時そば」です。

他の噺もそうですがアレンジされて、元の噺よりも今風になっております。

といっても、1週間しか経っていないのにワタクシ細かいアレンジはもう思い出せません(笑)

ただただ、楽しく聴かせていただきました。

 

「千早ふる」

多くの噺家さんが演じる人気の噺ですね。

和歌の解説を頼まれた人が「知らない」と言えなくて、何とかかんとか話をこしらえていきます。

タイトルはそのままで大筋は同じですが、鯉昇さんだと、これもアレンジが入ります。

 

 

「御神酒徳利」

上の写真でこの演目を見ても噺が思い出せません(涙)我ながら何とも頼りない・・・・と思いながら検索して出てきたウィキペディアの冒頭を見たら、話している鯉昇さんの姿が目に浮かんできました。

図らずも商家の番頭が占い師もどきを演じる成り行きになってしまったのが、さらに話は進んで占い師として頼まれて旅の同行をして(こっそり逃げ出そうとしていたのだけれど)神仏のご加護があったものか、うまく占い師の役を果たしながら奉公人の女の子の難儀を救うという噺。

嘘をつきたくはないけれど占い師ではありませんと言えない状況で困っている番頭の様子を鯉昇さんが巧みに演じます。

 

 

開口一番の源太さんが高座から降りて鯉昇さんが出てくるとき、「あれっ?」って一瞬思いました。真顔で俯き加減で出てくるところは話しているときとは別人のようで、高座に上がってお辞儀をして顔を上げ、けっこう長く 会場を眺めてから満面の笑みのいつもの鯉昇さんになりました。

 

吉田食堂さんは、毎回、独演会の終了後に「今日はいかがでしたか」のインタビュー動画をFacebookにアップします。この日のインタビュー動画は1月26日にあげられていて、洋服姿の鯉昇さんと、源太さんを見ていただけます。

吉田さんは声だけの出演。

よかったらご覧になってみてくださいね。

 

この日の道頓堀の景色  

道頓堀ZAZAのはす向かいにあるたこ焼き屋さん。

 

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はじめに道頓堀太郎さんを出してしまった影響で、逆廻しバージョンというか、駅から会場に向う写真を、会場に近い順に並べて乗せることになってしまいました。

 

大きなドラッグストア店舗のシャッターが下りていたり、チェーン店の飲食店の入り口に「〇△店をご利用下さい」と貼り紙されていたり、あるいはテナント募集前の工事中だったり。にぎやかなこの街だったのにまだ活気はありません。

早く元に戻るといいなぁ

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by マヌカン☆