4月始まりの予定だった陶芸教室がコロナ禍のため3か月遅れで開講しました。

 

「楽焼」の2点も無事ワタクシの手に。

これまでの「赤楽」と違った色に焼き上がっていました。

赤楽(白土と色のある土を混ぜ合わせます)の「赤」のほうの土を変えたっけなぁ・・・・・?すでに焼き上がっている作品の土の配合のことを思い出そうなどというワタクシではありません。

 

写真でも出来ばえがよく判らないけど、「取り敢えず出来ました」のご報告で載せました。

 

これまでとは違うものにしようと、表面を彫りぃの、布目を飾りに入れぇの、で作ったのが下の作品です。

「とちん」から外す前に撮影しましたが、そのあとで底を水に漬けて少しぶくぶくっと泡が立った後簡単に取り外しに成功しております。

 

筒形というか、少しまっ直ぐの部分を持たせて形を作ったつもりです。

少し上から撮ってみました。

 

 

もうひとつの作品。

同じ土で作ったもので、「赤楽」です。

これは、形に丸みを持たせています。シンプルで両手でほっこり包み込むような可愛い茶碗が作りたいと思いました。上の作品のような装飾は無し。まぁまぁの出来かな。

 

これも、少し上から撮影。

 

これは、楽焼の合間に作りかけた作品です。

作りかけといっても前回の最終回に素焼きに回そうかと思ったものを、取っ手が無事か確認したくて「次回に」と言ったらこれも3か月延びちゃった(笑)

 

取っ手は無事でしたが、「削り」の工程の時にできたカンナ痕が気になったので、先生は「そのままでいいですよ」というのを「ちょっとだけ直します」と押し切って修正。高台も形が整っていなかったのをできる範囲で修正しました。

素焼きに回していただいたので、早ければ次回釉薬がけをして焼成をお願いできるかも知れません。

 

写真は、教室に入ってワタクシが見たときの状態。

ブログを読んでくださる方を驚かそうと、故意に取っ手が中に入ったまま写しました。

これね、写真では判りにくいけれど「練込み」で作ってあるのです。(それで先生から表面の修正を止められたという訳です)

 

中の取っ手は予備で作っておいたものです。

 

写真では判らないことですが、乾燥させている間に縮んだものか、もともと小さめに作ったものが思ったよりもさらに小さく、デミタスカップみたいになっておりますキョロキョロ 焼成前の状態でこれだから焼いたらどうなるんだろう・・・・

 

実はワタクシ少ししょげております。

 

ひとつ始めたいものがある話を以前から家でしておりましたが、昨日上の2つの作品を持って帰ったタイミングで「次は何を作るの?」と訊かれ、「自分で作ったコーヒーカップで、”これ”というものがないから、またカップを作る」と答えたところ、その返事を待っていたように「もう、そろそろ陶芸止めてもいいんじゃない?」と言われてしまって・・・・

 

時間を少し遡って、作品を受け取って、カップを素焼きに出したあとで萩土で作品を作り始めましたが、これがうまくいかなかったんです。

土が固かったのは3か月遅れのスタートになった影響もあるとは思いますが、水を含ませて練ってやわらかくしたつもりで電動ろくろにかけたところこれが・・・・・・・粘土のかなりの部分はクリーム状になって、ろくろの上の土がかなり少なくなってしまいました。

 

萩土でご飯茶碗を作ろうと思ったけれど、小鉢の大きさにするのが精いっぱい。

2個作ろうと思っていたのでもう一つ、同じように土がクリーム状になっただけではなく、おまけに成形しているうちに大きな穴がたくさん現れました。

土練りが足らなかったんですね。固さに気を取られて

潰すしかなく、さすがにこれはショックでした。ワタクシは何年陶芸をやってるの・・・・

 

だけど、いいことが無かったわけではなく減っていく粘土を気にしながら土ごろしをしているうちに、しっかり中心は取れていました。

2つ目も、中心はとれていました。

 

次回、同じ土を購入して今回よりも水を加えて練ってやわらかくしさえすればいい作品がきっと出来る!・・・・はずです。

 

陶芸を習い始めのころ「捲土重来を期します」ばかり書いていたことを思い出しました爆  笑

あきらめたらオシマイですニコニコ

 

 

by マヌカン☆