新春一番にワタクシが出掛けたのは神戸新聞松方ホール。
毎年一度ここで三三さんの独演会がありますが、今年はいつもより早い日取りでありました。
12月26日の大阪 天満天神繁昌亭のふたり会を見て、そんなに日を開けずに噺を聴けたのは嬉しいけれど、この後ワタクシが行ける三三さんの独演会がいつあるかはまだ不明。(´_`。)
何度目になるか数えていませんが、JRの神戸駅に着けば会場までは迷わず行けます。今回は気持ちと時間にゆとりがあったので地下街を通って行きました。
25番出口を上がると前方すぐにこの景色が見えます。
正面でいつも 出迎えてくれる キリンさん。
ポスターは遠慮して 小さめに写真を貼っています。
松方ホールのロビーは壁面が全面ガラスで本当に明るくて気分がホーーーーーーーーーーーーーーーっとします。
前回は終演後の演目の貼り出しがなくて、それをずいぶん不満に思いましたが今日は違いました。
一転 3箇所も掲示されていたので、どなたかから申し入れがあったのかも知れませんね(^^)、」
3枚とも同じように見えたので手書きでなくワープロソフト?と思わないでもありませんが、それでも「気は心」。
さて、会場の話はそのくらいにして
今日の独演会、三三さんの話は「茶の湯」と「明烏」・・・・と書きながら下の写真が目に入って「明け烏」に「け」の字って入ったっけ???
と不審に思いますが、やはりワープロの変換ミスか、ワタクシの思い違いどっちだか 確認しないまま書き進めます。
私、大ざっぱな人ですから。
小かじさんは、マクラがなかなか上手になったように思いました。マクラでお客さんを惹きつけて噺にスムーズに引き込まなければならないのでこれってかなり大事なことだと思います。p(^-^)qガンバレ!!
今日の三三さんの演目は「おたのしみ」となっていたので、会場の雰囲気を見て噺を選ばれるのだろうと思っていました。
実際にそうだったのかもしれないけれど、「茶の湯」はお正月にぴったりのネタでした。
この噺は登場人物がご隠居と小僧他なので言葉や筋立てで爆笑をとれるタイプの噺ではないと思いますが、他の演者でこれまで聴いていたよりも噺が細かくなっていて、何度も何度も声を上げて笑わされてしまいました。
知らないが故に、知らないといえないが故にとんでもない材料で作った「お茶」を飲んだ人たちの様子の描写で笑わせてもらった訳ですがワタクシの席は前から11列目。
もっと後ろのほうの人にしぐさはともかく表情まで見えていたのかしら・・・・それでもみんな大笑いです。
「明烏」、三三さんが話しはじめて「時次郎」という名を出したときに「判った!(演目が)」
時次郎が二十歳という設定だったので、「あぁ・・・これは成人の日にちなんだ演目だな」と。
三三さんの演じる明烏は、スッキリしています。
明けた朝、振られたお連れ2人が愚痴りながら食べる甘納豆と時次郎に供された甘納豆の質に違いがあって、のろけを聴かされながらお連れがその両方の甘納豆を食べているのを演じ分けたりするところがやっぱり 粋だなぁ、三三さん。と思います。
今日も三三さんの髪は七三分けで長く、もしかして何か必要があって伸ばしているのか知らん?などと勝手に推測するワタクシ。
山口那津男さんにも似ているけれど、ワタクシの伯父の若い頃にも似てきました(といっても判る人はいませんね)
今日は今年の三三さんはじめ。
今年も関西にいっぱい来てくれるといいなぁ・・・・(*^.^*)オマチシテオリマス
by マヌカン☆