能勢さん

親びんの職場の隣に住む能勢さん。

親びんを見つけては、暇なのか良く話し掛けてこられる。

因みに能勢さんは、かなりのお歳のお婆ちゃん。

今日も暑い中、外で仕事をしていると・・

能勢さんがお出掛け途中なのか、話し掛けてこられた。

『暑いのに大変やなぁ～よぉ頑張らはるわぁ』

と・・が、しかし今日の能勢さんは何故かモゴモゴ喋っておられる気がした。(´・ω・`)

飴でも舐めてるかな様な感じで・・

『郵便こくって何時までらった？』と聞かれ、

４時だったと思うよ！と、親びん。

『ひま、らんじかな？』と能勢さん。

ゴミの回収がまだ来られてないから、４時になってないよ。と、親びん。

『まら間になうかな？』と言ってから少し歩いて能勢さんは立ち止まった。

(´・ω・`)・・どつかしたのかなぁ？と見ていると振り返った能勢さんがこう言った・・

『歯わしゅれてきたわ』・・だって。

能勢さんはヨチヨチ家に戻って行かれた。

夏の日は恐ろしい。

人をもうろうとさせるのだ。