ときどき、携帯の写真を整理しようと、
データをさらさら、削除していると、
ついつい、目がまだ摘出されていない時の写真やら、
まだ見えていた時の写真やらで、ふと手が止まってしまう私。
「あの時は、まだあったんよな~。」
「あの時は、まだ私の顔、みえとったんよな~。」
と
ふと、切なく、胸がギュッと締め付けられるのです。
いや、いかんいかん。
病気とさらばできたんだから、
ね。
と自分を奮い立たせて、
画面を閉じるので、結局、削除する勇気はないんですよね。
万能細胞が発見されて、嬉しい反面。
もし、近い未来に、万能細胞から、眼球ができて、視神経につなげられたりなんかしちゃったりして
と夢見ちゃうんですが・・・それは簡単じゃないわけで・・・
でもでも
もし、ちいが20歳くらいでそれが可能だってなっちゃったら??
「目が見えるようになるよ」って
いったら、ちいは。迷っちゃうだろうな・・・
いきなり、いまさら見えるようになっても、
字も読めないし、びっくりすることだらけだろうな・・・
でも、でも、もしちいが自分の子どもを持つようになる日が
来たら、自分の子供の顔、見たいっていって、頑張るかな~。
最先端の医療、目が見えるようになることよりも、
網膜芽細胞腫という、癌の根治ができることのほうが、
うれしいかな。
その為の研究に万能細胞は役に立ってくれるんだろうね。
きっと。
母の胸の内は、いつもざわついておりますが、
今週行われるはずだった、保育園の面談が
来週になりました。
上手くいきますよ~に。
母