1 なぜ英語は難しいのか
塾で指導していて一番多いのは、英語を一生懸命勉強しているけど伸びない!というケースです。
英語は文系理系双方で必ず必要になりますが、受験生の大半が英語を苦手としています。
これは、英語という言語が日本語からかなりかけ離れているため、日本語を母語とする日本人は先天的に英語学習に時間がかかる(逆に英語圏の人が日本語を学習するのも難しい)ことに起因します。
言語の習得には大別して2つの方法があります。
①長期間その言語に触れることで慣れる、②言語のルールを正確に理解する、というものです。
前述したように英語圏の人々にとって日本語は習得がかなり難しい言語ですが、日本人なら誰でも日本語を話すことができます。
これは、日本人が特別知能が高いわけではなく、幼児期からその言語に触れ続けることで、
言語パターンを感覚的に覚えているから習得できているのです。
例えば「ブログを書く」といった場合に、多くの人はなぜこの場合に「を」が使われるのか、「に」「で」「が」ではだめなのか頭で考えているわけではなく、「感覚的になんとなくそうだから」という理由で「ブログを書く」という表現をすると思います。
英語も同じで、英語圏の人々は日本人が中学・高校で学ぶように英語を言語として文法から正しく理解しているわけではなく、母国語またはそれに近しいものとして感覚的に理解することができます。それゆえ、EU圏の国民は英語習得が日本人より何倍も速いのです。
したがって、英語の最短の勉強法は、中学以降に英文法の基礎から学習することではなく、幼少期から慣れて感覚的に使いこなすことにあります。
2 英語学習はいつから始めるべきか
もっとも、一般的に言語習得には臨界期があるため、英語学習が遅くなればなるほど感覚的な習得は難しくなります。
英語を苦労なく覚えるためには幼少期、さらにいうなれば
生後6か月の段階から学習を開始するのが望ましいとされています。
保護者の皆様は子供に習い事をやらせる方が多いと思いますが、英語学習を早期から習い事として行わせることが大学受験においては費用対効果が最も大きいといえます。
しかし、当然デメリットはあります。
あまりにも早くから英語を学習した場合、日本語の習得が不十分となり、言語を基礎とした子供の論理的思考力が損なわれる可能性があるのです。
早期から英語を学習させる場合には、まずベースとなる日本語をしっかり習得させ、
あくまで二次的な言語として学ばせるということを忘れないでください。
3 中学以降に英語を学ぶ場合
既にお子さんが中学生以上の保護者様、もしくはこのブログを見てくれている中高生の皆さんは、①の感覚的に慣れるという手法は採ることができません。
留学して常に英語に触れていれば幼児期より時間はかかってもなれることはできますが、
大半の中高生は日本にいながら英語を学習する必要があります。
したがって、その場合は②の基礎から習得するという方法によらなければなりません。
あくまで受験英語のレベルでいえば、インスタグラムで紹介した英文法書及び英単語、長文読解の参考書を用いて学習することである程度の英語力はつきますから、あきらめずに最後まで頑張ってください!
私も中学から(というか中学時代は授業をろくに受けてないので高校からですが)英語を始めたため、かなり苦労しましたが、英文法の基礎を抑えることでだんだんわかるようになりました。
受験テクニックのようなものは無数にありますが、小手先の技術よりも、文法を一から学ぶことこそが最短の道です。苦しくても、最後まで頑張ってください!
4 終わりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
インスタグラムで勉強法を公開していますので、気になった方はぜひ見てみてください。