すっかりご無沙汰となってしまいました。
今回より、文字の色をいろいろと調整していきたいと思います。

~前回までのあらすじ~

旅も三日目に入りました。この日は、午前中の朝早くに米子から境港へ行き、境線を完乗、そして再び米子に戻ったところまでが前回です。

今回は、米子から芸備線の備後落合までを書いていきたいと思います。
三日目は、一番旅の内容が濃いと思いましたので、3回にわたって紹介します。
今回は、その2回目を書いていきます。

題して、中国山地の神路線!

2日目の三江線もそうですが、この2日目から4日目にかけて私が乗った路線は、ほとんどが中国山地を走る路線で、そのどれもが感動するほど素晴らしかったので、勝手に神路線と名付けました 笑

米子からは伯備線に乗り込み、新見まで向かいます。伯備線も、神路線の一つです!

JR西日本定番のつまらない一色塗の115系で行きます。
それでも、やはりボックスシートは旅に向いていてとてもいいですね。

伯備線は単線ですが、特急「やくも」の列車本数が多いので、普通列車は途中の駅で何回も待避をします。今回乗った列車も、根雨や上石見で10分ほどの長時間停車をします。こういう途中下車も、普通列車ならではの旅です。乗客の多くも、ホームに出て新鮮な空気を堪能していました。

途中の新見で下車し、ここからは芸備線で備後落合方面へと向かいます。
この芸備線こそが、私がこの中国山地の路線を神路線と名付けようとした最初の理由になります。
しかし、この芸備線の新見~備後落合間の本数は、極端に少ないです。なんと1日たったの3往復・・・
旅の計画を立てる際には、本当に苦労します。みなさんも、旨い具合に計画を立ててください。私もかなり苦労しました。

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JR西日本ローカル線の定番のキハ120です。今回の旅で、ずいぶんお世話になりました。

新見を定刻通り発車し、最初にいきなり秘境駅である布原に着きました。
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車内からしか撮れませんでしたが、周りに何もないのがわかりますか?
今度は降りてみたいですね~
当然だれも降りませんでした・・・
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東城駅からは、一気に本数も少なくなり、景色もすさまじくなります。ご覧ください、この前面展望を!!
ここは決して廃線なんかではありません。時速25kmでゆっくりと走っていきます。とんでもない衝撃を受けました。これは、まさに神路線!
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なんと途中には15km制限が!!
どんだけのんびり走るのか・・・
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私が神路線というもう一つの理由は、この車窓風景。なにげないと思いますが、とてもよい日本の原風景を感じます。いままで乗ってきた路線で、このようなすばらしい車窓は初めてです。
本当に「日本」を走っているんだなと感じました。

このような素晴らしい景色と、途中の内名、道後山といった秘境駅が盛りだくさんの芸備線、ぜひ一度乗ってみてください!!


感動の余韻を残しつつ、列車は備後落合に到着。しかし、今までの感動は余韻に過ぎなかったのです!
次回に続く・・・