こちらに来てから、早くも半年が経過してしまいました。生活にもかなり慣れてきたところです。それでもやはり、日本の鉄道のことが頭から離れられません(笑)
そんな中、三江線についての記事を見つけました。

大雨による土砂の影響で、復旧の見込みが立たず

これをみたとき、私は三江線の復旧は、まずかなわないと思っておりました。なにせ、復旧に莫大な費用が掛かりますし、利用客もとても少ないので、復旧させても赤字になってしまうからです。このご時世、このようなローカル線は、どんどん廃止になってしまうと考えられるでしょう。

私もかなり絶望し、あきらめていました。しかし、とても驚愕なニュースが飛んできました。

三江線、復旧のめどが立つ

非常に驚きました。自治体などと協力をして、全線復旧をすることが確定したのです!JR西日本を見直しました。非常に珍しいケースのような気がします。赤字路線に復旧費用を使うとは・・・地元の人たちにとって、鉄道ファンにとっても喜ばしいことでしょう。
しかし、復旧してからの問題もあります。三江線をどう利用するかということです。ローカル線の利用客の大半は、地元の人です。地元の人たちにも、三江線を利用するように推進していかなければなりません。JR側も、三江線に観光列車などを走らせるなど、スポットを多く当てていくことが必要ではないでしょうか?観光客のリピーターを増やすことも、重要ではないかと思います。いずれにしても、復旧後の利用客をどう考えていくかが、今後の課題ですね。

三江線のように、被害を受けている路線はまだまだ多くあります。特に、東日本大震災で被災した山田線や、同じく大雨で被害を受けた只見線などです。
特に、山田線は三陸鉄道南リアス線・北リアス線を連絡する重要な役割があります。三陸鉄道は、復旧に尽力をつくし、今年の4月には全線が復旧します。しかし、山田線の釜石~宮古間は、いまだにJRと自治体の意見が合わず、復旧に難航を示しています。個人的な意見になってしまいますが、JR側は、鉄道復旧をするべきだと思います。三陸の盛、釜石、宮古、久慈をつなぐ鉄路の意味は、とても大きいです。三陸鉄道側も、山田線の復旧を望んでいるでしょう。山田線が復旧すれば、盛から久慈までの三陸沿いを走る、観光列車を走らせることができます。利用客も増えると思います。もちろん、地元の方々の鉄道利用の推進も必要です。
鉄道の復旧は、非常に難しい考えとなってしまいますが、鉄道の地域密着性を考慮に考えると、一日も早い復旧を願っています。

最後に三江線の写真を貼っておきます!
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江の川に沿って走ります。
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日本一のっぽな駅?の宇都井駅に入線
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秘境駅の江津本町です。