最後の授業内容編は、まとめて2つの科目についてです。これらの科目は、火、木にありました。よって、一週間の時間割をまとめますと、
月・水
8:00~9:20 Writing
11:00~12:20 Reading
12:30~13:50 Economics
 
火・木
9:30~10:50 Business English
11:00~12:50 Business Mathematics
 
となります。金、土、日は休みです。
 
~Business English編~
このクラスは、今学期最も難しくありませんでしたが、とても多くのことを学び、非常に充実したクラスでした。クラス名はBusiness Englishとなっていますが、内容は英語の基本的な文法を学んでいくものでした。すでに知っている動詞、名詞、副詞、接続詞などの基本的なものから、マニアックなカンマ、大文字、セミコロン、コロン、数字の使い方なども学んでいきました。既知の知識にプラスアルファといった感じです。私が一番感動したものは、セミコロンの使用法でした。このおかげで、English Writingのクラスのエッセーにも応用することができました。具体的な例を用いて説明しますと、
I have an exam tomorrow. However, I don't have enough time to study. のように、howeverは副詞なので、接続詞のように、カンマを用いて文動詞をつなぐことはできません。しかし、セミコロンを用いますと、
I have an exam tomorrow; however, I don't have enough time to study. のように、一つの文としてまとめることができます。知っておくと何かと便利です。毎回butなどを使わなくていいわけですからね。このような新たな文法の知識をたくさん学ぶことができました。また、単元ごとのテストも非常に多いので、大変ではありますが、その都度の復習で確実に知識をものにすることができました。いいクラスを選択したと思います。
 
~Business Mathematics編~
ビジネスの数学ということですが、中身は単純な計算ばかりでした。英語の文章問題に慣れるまでは、結構時間がかかりましたが、それほど多くの問題点などは起こりませんでした。驚いたのは、すべての計算過程(どんなに単純であっても)で、電卓を使うことでした。日本では、どんなに面倒くさい計算でも、手でひたすら書き続けますが、こちらはどうやらそういう習慣はないようです。授業はといいますと、先生からの説明を受けた後、問題を解いていくというものでした。おなじみのパターンですね。しかし、一人で解いていくのではなく、数名のグループを作り、協力して問題を解いていきました。これにより、多くの人と話す機会を持つことができました。特に、中国・韓国からの生徒もいたことから、私はいつもその人たちと一緒に問題を解いていきました。また、一人の韓国人の生徒とは、授業が終わると途中まで一緒に帰る仲となりました。彼と英語で話すことも、十分に勉強となりました。
本来ならば、最初の学期に積分のクラスをとる予定でしたが、知識はあらかじめあっても、さすがにいきなり英語の数学の授業に参入する自信はなかったので、このクラスをとりました。その結果、基本的な数学知識を身に着けると同時に、良い友人とも巡り合えたので、正解だったと思います。
 
以上で、すべての授業内容については終了です。次回から、休日などについて書いていきます。