留学直前の3連休を利用した旅行の記録を書いていきますので、よろしくおねがいします。
 
初日
留学目前となった7月の三連休初日、南東北・北東北・函館地区を駆け巡る旅の始まりです。私の今後の予定からすると、渡米してからは年単位で帰ってこないと思うので、この旅を区切りにしばらく日本の鉄道旅行はお預けとなります。
 
今回使った切符は、「三連休乗車券」というもので、東日本エリアと、函館地区までカバーしているお得な切符です。別途料金を払えば、新幹線や特急も乗れます。久しぶりに18切符ではない切符を使いました。
 
まず、仙台まで「やまびこ」で一気に行きます。そこからは、初乗車となる仙山線の山形行きに乗り込みます。
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仙山線の難読駅名の一つ愛子駅で一枚。普通は読めませんね・・・
途中の作並を過ぎると、秘境間に入っていきます。西仙台ハイランド、八ツ森といった強者の秘境駅が存在しますね。もう何年も電車が停まっていないとか・・・一瞬にして通過してしまいました。
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山寺駅に到着。
 
閑さや 岩にしみいる 蝉の声
 
ホームからは、かの有名な「立石寺」を見ることができます。とんでもないとこにありますね!今回は、下車しませんでしたが、いつかは訪れてみたい場所です。
仙山線を北山形で下車し、完乗。ここからは、左沢線に乗り込みます。
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左沢線接続まで若干じかんがあったので、北山形の駅舎を観察。なかなかいい味出してます。こういった駅舎は、いつもでも残っていて欲しいものです。
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終点左沢に到着、そして左沢線完乗。The・終着駅といった雰囲気です(笑)
結構地元の利用者が多くみられる路線でした。また、愛称である「フルーツライン左沢線」の名に恥じないように、あちこちに果樹園が見られました。
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愛称にあやかって、駅名板も通常のものと、こんなの↑があります。これは、洋ナシですかね?
10分ほどの滞在を経て、山形に戻ります。
 
ここからは、標準軌・奥羽本線で新庄を目指します。701系シリーズは、大半がロングシートなのが残念です。
途中にある神町駅が、以前見た本に載っていた駅でしたが、途中寝てしまい見れませんでした・・・
新庄で乗り換えを済まし、今度は陸羽西線で余目まで向かいます。
陸羽西線は、「奥の細道最上川ライン」の愛称がつけられている通り、最上川に沿って走る路線なのですが、この日は雨の影響もあり、最上川がコーヒー牛乳色に染まり、かつ窓が異常に汚く、ちょっと残念なコンディションでした。晴れの日に、再乗車したいと思います!(もちろん、今回の乗車で完乗扱いですけどね)
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余目からは、坂町までを目指します。乗ってきた、陸羽西線のキハ110とこれから乗るキハ40の2ショット。よく見ると、陸羽西線の車両ではなく、陸羽東線の車両なんですよね・・・最上川沿いを走っているにもかかわらず、車内広告は「温泉を巡ろう」といったものばかり。とんだ矛盾ですね(笑)
しかし!
このキハ40のカラーリングは、私が一番大好きな旧新潟色!!本当に久しぶりに見れました。最後に見たのは中学生のときでしたから、およそ6年ぶりです。
みなさんは、豊富なバリエーションカラーのキハ40のどの色がお気に入りですか?やはり、タラコですか?
 
この列車は、あつみ温泉止まりなので、あつみ温泉~村上間は、特急北越を利用します。ご存知の方も多いと思いますが、羽越本線の鼠ヶ関~村上間は、「笹川流れ」という有名な絶景車窓ポイントです。この区間の写真は、別途記載します。

村上で北越を降り、坂町まで向かいます。


初日・その1
---仙台--北山形--左沢--山形--新庄--余目--あつみ温泉--村上--坂町