連日暑い日が続く中、涼し気な投稿を。


芸備線の小奴可駅→道後山駅→備後落合駅を歩いてきました。



道後山駅に到着した頃に降り出した雪も、いよいよ本降りに。

備後落合駅はすっかり雪化粧。

昨日とは全く違う雰囲気を味わえました。


静かな山間の駅にディーゼル音が響きます。
こちらは昨日乗った、三好方面の芸備線。
木次線からの接続を待ちます。
木次線からのオレンジ色のキハ120が到着。
数名が芸備線へ乗り継ぎました。
このあと、私はこの木次線の折り返し列車に乗ります。

木次線からの乗り換えを終え、備後落合を発つ芸備線。
お見送りで手を振っているのは、元国鉄職員で現在はボランティアで備後落合駅を案内してくださる永橋さんです。
木次線の出発まで少し時間があり、ホームで写真を撮っていると、「お兄さんまだ模型見てないよね?」と永橋さんがお声がけをしてくださりました。
そして、大切に保管されている、かつての備後落合駅の賑わいを再現したジオラマを見せてくださりました。
模型も趣味でやっている私にとって、これほど濃密で楽しい時間を過ごしたことは、一生忘れないでしょう。
永橋曰く、「これは最盛期を100%再現しています」とのこと。

「ここに宿舎があって、毎晩13名が勤務していた」
「合計116人が備後落合駅に務めていた」
「ここが松本清張が泊まった旅館、その奥にもまだ宿舎があった」
「貨物ホームはここで…」

事細かに説明をいただきました。
その様子を私は動画で撮影し、今でも時々楽しみに見ています。
その他、ポストカードなどこれでもかというほどのお土産までもいただき、待ち時間はあっという間に過ぎ…

その後木次線に乗り込む私を、最後まで見送っていただきました。
また永橋さんのお話を聞きに、備後落合へ足を運びたい次第です。